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‘14カルカッタコンクエスト100/101用 KDWジュラルミンオフセットクラッチ(プロト)

カケヅカデザインワークスから、’14カルカッタコンクエスト101用のプロトオフセットクラッチ(無垢バージョン)が着弾いたしました。
早速、装着してカチカチしまくりましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
リニューアルして再販売
実は以前、’14カルカッタコンクエスト用のオフセットクラッチはヘッジホッグスタジオから販売していました。
それのリニューアル版として、再販売されるのが今回のオフセットクラッチです。
とはいえ、単なる焼き直しではなく、他機種のクラッチ制作からフィードバックしたノウハウを活かすべく、イチから設計し直したそうです。
こだわりがハンパない…
’16メタニウム用でこっそり楽しんでいた

’14カルカッタコンクエスト用のオフセットクラッチは販売を休止していましたので、個人的には’16メタニウムMGL用を流用して楽しんでいました。

気になる取り付けは、ポン付けで流用可能です。他機種流用ではありますが、カケヅカさんの作るオフセットクラッチのメリットは享受出来る状態になります( ^ω^ )
ただ、やはり専用設計品には敵わない…ということで、今回削り出しホヤホヤのプロト無垢クラッチを送っていただいたのです。
カケヅカさん、ありがとうございます!!!(クラッチコジキです。)
純正と比較
オフセット

まずは、オフセット(ローダウン)具合を改めて検証してみましょう。久しぶりに純正のクラッチを装着してみました。

コチラが、オフセットクラッチです。ほぼ同じ角度で写真を撮影したのですが、クラッチの上部に覗くスプールの量が増えているのが伝わりますでしょうか。
これによって、スプールへの親指のアクセス性が向上しています。
表面積UP

また、表面積は1.5倍ぐらいにUPしていますね。さらに緩やかなRが付けられているため、実際に親指に触れる面積としてはそれ以上の感覚です。
面圧が分散されることで、親指に負担がかからず気持ちよくクラッチを切ることが出来ます。
操作性、フィーリング向上
サミングしやすい

純正です。クラッチの位置が高いので、親指の関節が少し曲がります。ただ、純正もそこまで大きな違和感を感じるモノでは無いです。

一方で、オフセットクラッチは親指を真っ直ぐ置くだけでスプールに到達させることが出来ます。
写真だとあまり伝わらないですね..しかし実際の使用感としては、スプール、クラッチ、親指の一体感がかなり増す印象ですね。
写真はクラッチを繋いだ状態ですが、切った時も同様です。
クラッチの切り心地が硬質に。

カチっとしたクラッチレバーの剛性感を、クラッチを切るたびに味わうことが出来ます。
硬質な感じで、とても気持ちの良いフィーリングですね。
耐久性UP
樹脂→ジュラルミン削り出し

素材が純正の樹脂から、ジュラルミン削り出しに変更されることで、耐久性が大幅にUPするのも見逃せないメリットです。
ビス2本での取り付け

取り付けも純正のビス1本→専用ビス2本にグレードUP。
正直申し上げると、私は純正クラッチを壊したことは無いです(汗。
しかし、リールが壊れたら困る!という海外遠征組や、リールを酷使している怪魚ハンターなどのユーザーからのラブコールも多いとの事でした。
純正よりも強度UPする事は間違いの無いトコロです。

デメリット

あまり褒めちぎってもかえって胡散臭い!?ので、あえてデメリットを挙げてみると純正よりも重量がUPする事。(純正2.58g、オフセットクラッチ4.82g。ビス込み)
ベイトフィネスリールのように軽さが最重視されるようなケースですと気になる場合もあるかと思います。
とはいえ、わずか2g程度ですし、リール全体自重の割合から考慮すればほとんど無視できるレベルでは無いでしょうか。
もともと軽くないカルカッタコンクエストなのでほとんど気にならないです。
まとめ

以上、’14カルカッタコンクエスト用オフセットクラッチについてでした。さらに、大事なのが100/101と、200/201、そしてカルコンBFS用をそれぞれ専用設計するというこだわりです。
個人的には手持ちのオシアコンクエスト201にも装着してみたいと考えているので、専用設計はめっちゃ嬉しいヤツ。販売は近日中…のはずですので、楽しみに待つことにします。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
