ラブタンデム。
二人乗りのボートフィッシングにおいて、効率よくバスを釣るコツをシェアします。
目次
タンデム釣行
14ftのボートで、二人乗りでバスフィッシング。
私はロンリー釣行は寂しいので、結構な割合でタンデム釣行です。
狭いレンタルボート上でいかにスマートに過ごすか。
タンデム釣行において、二人とも釣果をあげるコツをシェアします。
違うモノを投げる
強いリグと、弱いリグ。同時に投げられるのが二人乗船の最大の強みと言えます。
一方はライトリグ、一方は巻き、といったように、全く違ったメソッドを投げると効率が上がります。
そして、反応があった方に切り替える。
効率の良い釣りが出来ますね★
素直に聞くw
釣れたとき、お互い何で釣れたか、包み隠さず話します。
その日どんなリグが有効なのか、最大のお手本となるからです。
意地やプライド捨てましょうww
会話をする
自分の釣りに集中しすぎて、コアングラーをないがしろにし、血眼になって魚を狙うと、殺気立ってよいこと無いです。
むしろ積極的に会話をして、せっかくのタンデム釣行を楽しみましょう。
楽しくお話しているぐらいが、殺気が抜けて、「電話バイト」を意図的に生み出せます。
実体験として、良い魚が釣れたときは、コアングラーと楽しくおしゃべりしているタイミングが多いです。
楽しくおしゃべりして適度にリラックスしているほうが、力が抜けて、より自然なルアーアクションになっているのではないかと考えています。
…冗談のようで、結構マジで言ってます、コレ。
「あ~、釣れねえ、畜生!喰え!喰え!」って無言で釣りしてると、ホント釣れない。
くだらないトークでゲラゲラしてると、「あっ、喰った。」ってなります。

クロスキャスト
クロスキャストにならないよう、船長は出来るだけ前方に投げるように努めます。
船長が後方に投げると、バックシートの人が投げる場所が無くなりますw
逆にバックシートの人は、前方にオイシイカバーがあっても、グッとこらえて出来るだけ後方に投げるよう努めます。
私はバックシートでよく前方にキャストしすぎて、船長の投げるところを潰してしまいますw
…当たり前のことのように思えますが、意外とお互いのキャストコースを潰してしまうことって多くて、少し意識しているかいないかで結構違ってくるものです。
右岸と左岸
船長は、バックシートのアングラーがフォアハンドでキャストしやすいよう、進行方向向かって右側のショアラインを意識的に流してあげます。
お互い相手に釣らせてあげる、ぐらいの気持ちをもって振舞えると良いですね★
引っ掛けたらすぐに取りに行く
コアングラーがキャストミスして木にひっかけてしまったら、船長は嫌な顔をせず、すぐに回収しに行ってあげましょう。
自分の意思ではない操船の中、バックシートでキャストしていると、思わぬところで引っ掛けてしまうことがあります。
船長は、自分がひっかけてしまうときもありますし、有る意味自分の操船によって相手が引っ掛けてしまった訳ですから、気持ちよく回収へ。
(単にコアングラーのキャストミスも多々ありますがw)
オーバーハングの下に入り込まなければ取れないときもがんばって突っ込みます。
すると、突っ込んだ場所から真下を攻めると思わぬバイトにつながることも。
ランディングを助け合える
タンデム釣行のメリットとして、ランディングの際、お互いを支援できる、という事が挙げられます。
タモはエレキのヘッドに掛けて船首に置いておくのがセオリーですので、もし船長が釣れたら速やかにコアングラーにタモを渡します。
ただしミスってバレてもお互いを責めないようにしましょうw
船長有利?バックシート有利?
船長とバックシート、どちらが釣れるのか。
船長がエリア選択に長けた人物である場合、バックシートのアングラーは超有利です。
基本的に操船をしなくて良いバックシートは釣りに集中出来るからです。
ただし狭いバックウォーターなどではどうしても船長が有利です。
先に撃てるからです。
どちらにも良さがあって、いちがいにどっちが釣れる、と言えません。
操船できないバックシートはつい、「自分が操船したら釣れる」と思いがちなんですが、キャストに集中させてもらっているという事実を忘れてはいけません。
反対に船長は自分の裁量で操船している分は有利といえます。
…私はバックシートのときのほうが、良い魚が釣れている気がします。
船長のエリア選択が素晴らしいので、釣らせてもらってます。
自分が船長のときも、バックシートの人にボコボコ釣ってもらえるような船長を目指したいところです。
レンタルボートはおっさん同士が仲良くなる為の魔法の特殊空間
レンタルボートは、おっさん二人が12時間以上、二畳分ぐらいのスペースに缶詰です。
私の知る限り、こんな特殊な空間は他にありません。
初めて一緒に行っても、帰るころには驚くほど仲良くなれます。
何が言いたいかというと、レンタルボートのバス釣りは素敵なスポーツです、という事ですw
背中合わせのキャストに注意
お互い背中合わせの状態でのキャストは大変危険です。出来れば避けてください。
乗るとき、降りるときは必ず声をかける
ボートから乗り降りするときは、必ずお互いに声を掛け合います。
人が乗り降りするタイミングが最もバランスを崩しやすいからです。
まとめ
楽しいタンデム釣行、スマートに譲り合い、お互い良い魚をGETできるとよいですね。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
