写真の反対側の白いカラーもベアリングに交換することで、「レベルワインドの2BBベアリング化」をすることができるのです。
ここのベアリング化が巻き心地に及ぼす影響は、少ないかもしれません。
しかし、例えばシマノのハイエンド機種、カルカッタコンクエストなんかはしっかりとベアリングが入っている部分だったりします。
つまり巻き心地に対する影響は無視できないものと言えるでしょう。
目次
作業難易度:中級
というわけで、だいたい30分ぐらいで作業は終了です。
※レベルワインドパイプについて、ブラックをチョイスしたため、一見すると純正と変わらないように見えます。
しかし、他のカラーにすればはっきりと変えたことが分かるので、目立たせたい場合は他カラーをチョイスするのがおすすめ。
ギアボックスカバーを外し、レベルワインド周りをバラす必要があるためカスタムの難易度としては正直、中級レベルだと思います。
とはいえ、落ち着いて作業すればなんら難しいことはありません。
小さなピンが及ぼす影響は想像以上
早速グリグリ巻いてみると、明らかにシルキー度合いが増しています。
よく巻き心地が改善しない、ということがあるときに、従来私がチェックしていたのは以下のポイントでした。
- グリス、オイルの使用部位は適切か
- グリス、オイルの硬さ
- ピニオンギア、メインギアの破損などはないか
- ボールベアリングは劣化していないか
- ボールベアリングの注油は適切か
- ハンドルノブ部のシム調整は適切か
しかし、流石にウォームシャフトピンまでは、巻き心地に及ぼす影響項目として考えていなかったというのが正直なところです。
ただ私のバンタムMGLは交換前から割と巻き心地は良好で、そこまで変わんないだろうな、と思っていました…
しかし、レベルワインドシャフトの2BBベアリング化と合間ってさらなるシルキーさを手に入れることが出来ました。
これは、非常にマニアックですが巻き心地にとことんこだわりたいユーザーにとっては見落とせない事実ではないでしょうか。
まとめ
以上、バンタムMGLを究極の巻き心地に誘うウォームシャフトピン&レベルワインドパイプの交換についてでした。
あ、今回ご紹介しましたレベルワインドパイプ、ウォームシャフトピンについては、近日中にヘッジホッグスタジオ から発売予定だそうです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ヘッジホッグスタジオでカスタムパーツを見るみかんさんも変えたみたいですよ
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