レンタルボート釣行にあると便利な魚探。
私は入門用魚探の、ホンデックス[HONDEX] HE-57Cを愛用しています。
ホンデックス HE-57Cのインプレと、魚探の基礎知識をまとめてみます。
目次
ホンデックス HE-57C
仕様諸元
- 高輝度液晶(850カンデラ)採用。
- 色配列は、バス専用に考慮した6種類のカラーパターンを採用。
- ハードボトム探査に便利なハードボトムレベル機能搭載。
- 最大約3,000回/分の高速発射。
- シンプルな操作キー。かんたんメニュー画面。
- 表示:4型カラーLCD (480×272ドット)
- 出力:100W
- 周波数:200kHz
- 水深表示範囲:最小0~2m/0~5ft、最大0~60m/0~200ft、
- 電源電圧:DC11~14V
- 消費電力:3W
- 本体質量:約0.7kg
- 表示画面:縦型
- 本体寸法:170(H)×178(W)×63(D)mm
ホンデックスの入門用魚探、HE-57C。
一応、バスフィッシング用モデルとしてのラインナップ。
実売価格で3万5000円~3万8000円台と、「魚探」というキーワードから想像するよりもかなりリーズナブルな価格で入手することが出来ます。
バスフィッシングにおける、ボート釣行では魚探があるといろいろな情報が手に入り、ゲーム組み立てに役立ちます。
入門用とはいえ、ベーシックな二次元魚探に必要とされる機能を過不足なく表示してくれるのがこのHE-57cというわけです。
バス釣りにおける魚探
そもそもバスフィッシングにおける魚探の役割は、直接魚を見るというよりは、主に地形変化や沈みモノ、湖底の硬さなどを探ることにあります。
バスフィッシングは地形変化が非常に重要なファクターで、その手助けをしてくれるのが魚探というわけです。超音波を発射し、その反射時間から距離を図り、表示するという仕組みです。
もちろんバスがエサにしてそうなベイトフィッシュ、例えばワカサギの群れなんかも映りますし、水生植物なども映ります。
水中の様子が手に取るように分かる、というと嘘になりますが、少なくとも今まで見えてなかったモノが見えるようになります。
レンタルボートやフローター向け
そんな魚探の中でも、レンタルボートやフローターでの釣行向きにコンパクト&シンプルに機能を提供してくれるのが、このHE-57Cです。
メリット
まずはHE-57Cのメリットご紹介。
軽量&コンパクト
700gと、かなりの軽量設計。
何かと荷物の増えるレンタルボート釣行において、邪魔になりません。
簡単。
配線は、3つだけ。電源、水温計、振動子からの配線のみ。
それぞれ端子の穴の数が違うので、間違いようがない親切設計。とても簡単です。
設定も、オートでとりあえず問題なく使えるので、とっつきにくさとか、難しさはほとんどないです。
電池駆動
単3の乾電池8本で駆動してくれる為、気軽に使用できます。魚探用のバッテリーを持ち込む必要がありません。
電池の持ちは、単3電池で12時間みっちり使用すると、80%ぐらい消費。
次回の釣行で、朝一ぐらいは前回の電池で駆動してくれます。
ただし、毎回朝のコンビニで電池買うと結構高いので注意ですw
コスパ的には、バッテリー買っちゃったほうが良いカモです。
振動子&水温計付き
振動子と水温計がセットになっています。振動子っていうのは、超音波を発生させる装置の事。
ここから発生させた超音波が、湖底や魚の群れに当たって跳ね返り、その距離や硬さを表示してくれるわけですね( ^ω^ )
別売りの魚探もあるなか、これは嬉しい。
ざっくり、必要な情報は手に入る
流行りの「サイドスキャン」などの高度な情報はありません。
しかし、水温、水深、地形変化、ベイトフィッシュなどのおおよそ通常の2次元魚探で得たい情報は、得る事が出来ます。
感度などの設定は、だいたいの場合オートで大丈夫なんですが、水生植物やベイトフィッシュが大量に映り込むときは、ボトムとの判別が曖昧になってしまうときが有りました。
基本はオートで使用して、そんなときだけ感度を補助的に設定する、という使い方が良さそうです。
あまり設定をいじくりまわし過ぎると訳が分からなくなるので、私はそうしています。
ベイトフィッシュの写り方は、冬にワカサギ釣りをすると勉強になります。
ぶわーとワカサギの群れが映るときに、アタリが多くなるのが分かるからです。
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