ここ数年の安価なリールの性能向上は素晴らしいです。
とはいえ、高いリールにしかない使用感があるのも事実。
基本構造は同じですが、一体何が違うのか。高いリール、安いリールの違いをまとめます。
目次
飛距離はほぼ同じ
ご存知の方が多いと思いますが、’19SLX MGLがアンタレスDCと肉薄する飛距離性能を持っている、という秦さんの動画が注目されました。
個人的な感想としては確かに、バスライズだって、音やフィーリングはともかく、普通にぶっ飛びます。
高級リールと「同等レベル」かどうかは、厳密に検証した訳ではないですが、ほぼ肉薄すると感じます。
一昔前のリールであれば、明確に差がありましたが、現代のリールは違います。
官能性能
じゃあ何が違うの?それは気持ちよさです。かっこ良く言うと官能性能ですね。
・巻き心地が気持ちいい。
高いリールの巻き心地は超シルキー、ヌッメヌメでギアが無いかのような巻き心地。
・剛性感が気持ちいい。
巻いたときに、アングラー側に伝わる「剛性感」、「シッカリ感」も高いリールのほうがはっきりと感じられます。
・キャストフィールが気持ちいい。
投げた時のフィーリングもまたしかり。キャストフィールがとにかく滑らかで気持ちいい。
・スプールの回転音が気持ちいい。
スプールの回転音が、静かでいい音です。
そういうところに値段の差が出るように思います。
精度の違い
これは個人的な憶測ですが、高いリールは部品の精度が高いんじゃないか、と思っています。
なぜなら、どれだけハイエンドなリールも、バラすとだいたいの基本構造はエントリーモデルと一緒だからです。
構造が同じなのに、明確に使用感には差がありますよね。
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