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リールの水洗い要・不要をまとめる
リールのメンテナンスにおいて、「水洗い」についての要・不要論が繰り広げられていますよね。
個人的には、「淡水不要、海水必要」という結論に至っています。きっと多くの方に賛同いただけると思っているのですがいかがでしょうか?(^.^)
つまり、バス釣りのリールメンテナンスに水洗いは不要です。
その理由をまとめました。
淡水使用は不要
個人的に、バス釣りのように淡水ONLYの場合ですと、水洗いは不要だと思っています。
普段のお手入れ方法は、水で湿らせたウェスで軽く拭きとり、細かいところに詰まったゴミは綿棒などで拭き取ります。
- リールは、大まかに言って金属と油分で構成されているため、水洗い時の水分は「余計な水分」になる
- サビの原因となる
- 淡水使用であれば塩害がない
- ドラグ周りのパーツは水に弱い
- グリスが乳化して流れ落ちる可能性がある
必要以上に濡らすことも害になってしまうので、塩を落とす必要がなければやる必要がない、と思っています。
ソルト使用では必要
一方で、ソルト使用でのリールは、適切に水洗いする事は必要だと思っています。
シーバスに使用した’19TATULA TW。塩の結晶が浮いています。
ギアボックス内で同じ現象が起こっていると思うと…((((;゚Д゚)))))))
メーカー公式の見解
リールは洗っても良いのですか?
淡水でご使用の場合は水に湿らせた柔らかいウェス等で拭き取るだけでも結構ですが、
特に海水域でご使用の場合は、真水シャワーでドラグを締めた状態でハンドルを回しながら水洗いをすることをお勧めします。
洗わないで塩分が残ったままにしておくことによる影響を考えると、
多少オイルを流してしまっても水洗いで塩分を洗い流す方がリールにとっては安心です。
もちろん水洗いした後は乾燥させた後、取扱説明書に従って注油をしてください。
出典:SHIMANO
メーカーがリール水洗いを推奨しているぐらいですから、問題がないやり方ですよね。
どうせ使用時に塩水が入り込むのだから、塩害を考えると真水で流す方がマシ、という考え方です。
確かに、特にベイトリールは構造上完全なる防水構造ではありませんし、ギアボックス内にも容易に海水が入り込んでいるはずです。
そこで、多少のグリス乳化や流れ落ちてしまうデメリットがあるものの、塩分が残るよりはマシだろう、という考えですね。
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