シマノ ’17コンプレックスCI4+を購入後、2年ほど使い込んだインプレです。魚も何本か掛ける事が出来ました。
ベースモデルとなる、’16ストラディックCI4+との違いをシェアします。
目次
シマノ ’17コンプレックス CI4+ C2500S F4 HG インプレ
SPEC
モデル | 17 COMPLEX C2500S F4 HG |
ギア比 | 6.0:1 |
スプール寸法(径mm/ ストロークmm) |
43/14.5 |
実用ドラグ力 | 2.5kg |
最大ドラグ力 | 4kg |
最大巻上長 | 81cm |
ライン キャパシティ |
ナイロン 4-110、5-90、6-70
フロロ 3-130、4-100、5-80 PE 0.6-180、0.8-110、1-90 |
リール重量 | 180g |
ハンドル長 | 45mm |
ベアリング ボール/ローラー |
9/1 |
シマノのスピニングリールの中で、唯一「バス専用」モデルとしてリリースされている’17コンプレックスCI4+。
現行モデルは、’16ストラディックCI4+がベース。実際にバスフィッシングで2年ほど使い込みましたのでインプレです。
- C2500S F4
- C2500S F4 HG
- 2500S F6
- 2500S F6 HG
の4種類がラインナップされており、私がチョイスしたのはC2500S F4 HGとなります。
「F4」や「F6」の意味
番手 | ラインキャパ(フロロ) | スプール径/ストローク |
C2500S F4 | 4lb-100m | 43/14.5 |
C2500S | 5lb-100m | 43/14.5 |
2500S | 5lb-100m | 46.5/14.5 |
2500S F6 | 6b-100m | 46.5/14.5 |
「F4」や「F6」という番手は、COMPLEX特有の言い回しです。
ベースモデルのストラディックCI4+のC2500S、2500Sとの違いを比較してみると、スプール寸法(径mm/ストロークmm)は同じ。
違いは、ラインキャパで、F4はベースのC2500Sよりも浅溝(5lb-100m→4lb-100m)、F6はベースの2500Sよりも深溝(5lb-100m→6b-100m)になっていますね。
ディティール
ベースモデルのストラディックCI4+との比較。
ボディ部はほぼ共通です。
俯瞰&自重
全体の俯瞰&自重です。公称値は180gとなっています。
上位機種である、’16ヴァンキッシュC2500HGSが175gですので、ほぼそこに迫る軽量設計ですね。
デザインは、シマノHPで受ける印象よりも、全体的にダークなグレー&ブラックでまとまっています。
スプール自重
スプール自重。
スプール切削加工
スプールの切削加工は縦に入っています。
ダブルアルマイトなどの意匠はなく非常にシンプルで、高級感はあまりないかも。
ローター自重
ローター自重。素材は、CI4+(カーボン繊維を混ぜ込んだ、樹脂。)
マグナムライトローターならではの軽さです。
ラインローラー
出荷状態ですと、ラインローラーの回転感覚はやや粘り気があって重たい感じがします。
少しサラサラなオイルに変更して、チューンしたいところ。
ベール
ベールはチタン製で、黒いアルマイト。つなぎ目や段差のない「ワンピースベール」を搭載しています。
ベールに起因するトラブルは皆無ですね。
ドラグノブ
ラピッドファイアドラグ。
他機種と比べ、少し回すだけで大きくドラグ調整をする事が可能で、「ドラグのハイギア」とも呼べる機構です。
感覚的には、他機種の1.2倍〜1.5倍ぐらいで、最初はドラグ力を変えすぎてしまうという感覚もありますが、慣れると素晴らしいですね。
1クリックあたりのドラグ力の変化が大きいという事になるのですが、繊細なドラグ力調整が出来なくなっている訳ではないのが不思議なところ。
ちなみにドラグ音は、簡素な「チチチチ…」という乾いた音。ストラディックは「チンチンチン…」とちょっと金属感のある音質。
聴こえ方は人それぞれですが、参考までに。
参考:’16ヴァンキッシュのドラグノブ
また、ドラグノブのデザイン面はスッキリとしたデザインで、個人的に非常に好みです。
参考までの’16ヴァンキッシュのドラグノブのデザインです。少し派手目な意匠。
MADE IN マレーシア
MADE IN マレーシア。
エクスプライド 263L-S
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