シマノ ’17コンプレックスCI4+ 【長期インプレ】。ドラグ良し、見た目良しなバス専用モデル。

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合わせているロッドは、’17エクスプライドの263L-Sです。

目次

ストラディックCI4+と違うのか。

 

使いこんだ結果、’17 コンプレックスCI4+の基本的な使用感は、ベースモデルである’16ストラディックCI4+と極めて似ている、という感じがします。

ベースモデルなので、当たり前っちゃ当たり前ですが…

自重も同番手なら同じなので、差はありません。(CI4+製ハンドルによる軽量化はベアリング追加やラピッドファイアドラグ機構によって相殺されています。)

差を感じる部分

…ただし、ドラグ以外!

両社にもっとも差があるのは、ドラグ性能です!

ラピッドファイアドラグの使用感

まず、「ラピッドファイアドラグ」の使用感。先述したように、イメージとしては「ハイギアなドラグ」という感じ。

「ドラブノブの回転数に対するドラグ力の変化が大きい」事はしっかり感じ取れて、スピード感のあるドラグ調整が可能です。

ただし、慣れないと締めすぎ&緩めすぎに注意が必要。

リジットサポートドラグ

スプール支え上部のベアリング

スプール支え上部のベアリング

 
スプール支え下部のベアリング

スプール支え下部のベアリング

 

それと、リジットサポートドラグ

 

写真のように、スプールを上部、下部の2つのベアリングで支えているのがリジットサポートドラグで、非搭載機種と比べて、ドラグのスムーズさが全く違います

スプールのマウントがベアリングになっている事でスムーズなドラグ能力を発揮。また、スプールの横方向のブレが少なく、回転の精緻感が増しています。

 

一方で、’16ストラディックCI4+はスプールのベアリングが無し。(’16ストラディックCI4+の最大の弱点といっても良い)

スプールを支えるベアリングが2個or0個、という差は少なからずあります。

 

しかも、スプールの構造自体が違うため、上部にベアリングを入れることが出来ず、ベアリング追加カスタムでは追いつけない差が有ります。

リジットサポートドラグの安心感

 

写真は津久井湖でのキロUPバス。よく餌を食っていて体高のあるマッチョ系なバスです。なんどもドラグを引き出される非常にエキサイティングなファイトを見せてくれたのですが、リジットサポートドラグのおかげで高い安心感を持ってファイトすることが出来ました。

高額なハイエンドモデルは予算オーバーだけどしっかりしたドラグ性能は欲しい。というバスアングラーの要求を満たしてくれるリールに仕上がっていますね。

ベールアームの角度が微妙に違う

上写真で伝わるか微妙ですが、両者では、ベールアームの角度が微妙に違います。

 

’17 コンプレックスCI4+の方が、ベールから生えたベールアームの「曲げの角度」がキツく、上を向いています。

一体これがどのような効果を生み出すのか、ちょっと分かりかねるのですが、明らかに角度が違うので、個体差というレベルではないはず。

 

推測にすぎませんが、フロロカーボンに向いたセッティングになっている、とかそういう事かも。

そしてベールを開いたときの感触も若干違う。まあこちらは個体差かもしれません。

お得感は凄い

 

ドラグ周りの充実装備を考えるとかなりお得なリールです。

CI4+製のハンドルだけでも余裕で差額の元が取れますし、さらにラピッドファイアドラグ、リジットサポートドラグ(スプール支持ベアリングの追加)も追加されお得感が高いです。

(しつこいようですが、特にリジットサポートドラグはスプールの構造から違う。)

CI4+製 ハンドル

左)'17コンプレックスCI4+ 純正ハンドル 右)’16ヴァンキッシュCI4+ 純正ハンドル

左)’17コンプレックスCI4+ 純正ハンドル 右)’16ヴァンキッシュCI4+ 純正ハンドル

 

 

17コンプレックスCI4+は、’16ヴァンキッシュ譲りのCI4+カーボンハンドルを装備しています。

(全く同じものだと思ったのですが、それぞれ自重を計測したところ、なぜかヴァンキッシュ用の方が0.1g軽かったですが…)

 

単体で販売してないのかな?と思ったら、ヘッジホッグスタジオさんで購入可能。

 

’16ストラディックCI4+の金属製の純正ハンドルより重量が軽く、ポン付けで5g前後の軽量化が見込めます。

ただし、まあまあいいお値段。1万円はちょっと高すぎますね(汗

 

35㎜/40㎜/45㎜/50㎜/55㎜と多彩なラインナップで、用途に合わせてハンドル長を変える事も可能。

ちなみに17コンプレックスCI4+の純正のハンドル長は以下のようになっています。

C2500S F4 45mm
C2500S F4 HG 45mm
2500S F6 50mm
2500S F6 HG 55mm

私のコンプレックスは、C2500S F4 HG なので45㎜のハンドルです。

まとめ

 

コスパ重視なら16ストラディックCI4+、予算に余裕があるならば、ちょっとの差額でお得な気分を味わえるコンプレックスCI4+をチョイスするのが良さそうです。

5000円ぐらい価格差があると思っていたのですが、3000円ぐらいの差…やっぱりコンプレックスお得かも。

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

※あ、ちなみにハンドルノブのベアリングも1個追加されています。(ストラディックCI4+は1個)

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