バンタム274Mを触りました。
「パワーフィネス」に使えそうなロッドという事で、いつか触ってみたいと思っていた番手です。
強いスピニングロッドでありながら、「柔」を上手に取り入れたロッドで極上のフィーリングでした。
目次
バンタム274M
試投会レベルでそのロッドの事を語るのもどうかと思うのですが、まあひとつネタという事で書いてみます。
バンタム274Mという番手がありまして、ずっと気になっていたモデルだったんです。
ファイナルディメンションの274Mという名竿があって、その後継という事でリリース。奥田学氏のリーサルウェポンとして紹介されている一本です。
ロングスピン
7フィート4インチというスピニングロッドとしては最長級のレングスで、パワフルさや、遠投性能が特徴の一本。
唯一無二のフィーリング
試投してまず思ったのは、「パワーフィネス」というキーワードから想定されるよりも柔らかいという点。
キャストフィールが非常にしなやかなフィーリングです。
かなりムチのようにしなるので、ルアーの重さをロッドに乗せやすい。
ロッドのパワーでかなり遠くにルアーを飛ばせますね。
垂らしを長めにして、スイングスピードをゆっくり目、しっかりとタメて投げたとき、スイートスポットに入ります。
スイートスポットに入ったときの飛距離の出方は異様な感じでした。逆風時とかめっぽう強い感じですね。
磯竿みたい
個人的な感想ですが、磯竿のようなフィーリングだと感じました。
「磯竿のような」ってかなりファジーな表現なんですけど、長くて全体的に良くしなる感じ、とでも表現しましょうか。
うまく伝わるか微妙なんですけど、いかにも長尺ロッド、というタメの効いたいい意味でのダルさというか。
これまで触ったどのバスロッドとも違う感触でした。
上質なダルさ
でも単に柔らかいだけじゃなくて、全く破綻してなくて、上質にまとまっているんですね。
しなやかなんですけど、ねじれとか不安感とかは無いんです。
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