米国で人気を博し、逆輸入という形でリリースされたシマノ 14 クロナークCi4+。
米国生まれのクロナークは、日本国内でも’バーサタイル’リールになり得るのか。
CI4+素材によって手に入れた軽量設計と、大陸仕様の深溝スプールの功罪について考えます。
目次
シマノ 14 クロナークCI4+との出会い
巻物タックルとして、カルカッタ101を使用していたのですが、霞ヶ浦で紛失(置き忘れ)!し、新しいタックルが必要になりました。
同じリールを購入しても面白くないので、SHIMANO製の他のリールを購入することにしました。
本当は13メタ二ウムが欲しかったのですが、予算が若干足りずにクロナークにすることに。
購入当時はリールそれぞれの狙いなど考えもせず、予算とざっくりとした使用用途に合わせてチョイスしていました…
ノーマルギアorハイギア論争
主に巻物メインの「バーサタイル」タックルにしたかったので、ノーマルギアをチョイス。当時の知識だと、「巻物にはノーマルギア」という固定観念があったからです。
しかしながら、今ではハイギアをチョイスするべきだったと思っています。
ハイギアであっても全く問題なく巻物に使用できる上に、打ちモノに対する適正も高まる。つまりハイギアをチョイスしたほうが打ち巻き兼用で使用できる分つぶしが効くはずです。
ここは賛否両論あるでしょうが、私はハイギヤで巻物は全く問題ないと考えています。
少し話しが脱線しました。クロナークのレビューに戻ります。
Ci4+素材
CI4+メリット
CI4+素材に関しては、必要十分な強度で、軽さを出せるのが良いところ。一日巻物に使用しても疲労が少ないです。
メタルボディに比べて耐久性が劣ると思われがちですが、ほぼ毎週の釣行に使用しても、大きなたわみ歪みなどは生じていません。
その為X-SHIPによるシルキーな巻き心地は、長期間維持されます。
CI4+デメリット
メタルボディよりも、質感や、剛性感は劣ります。
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