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バス釣りにおける「ネスト」とは
ネスト、というのはブラックバスの産卵床の事ですね。流れが弱くて比較的水深の浅い砂地などに形成され、ワンドの最奥などにも多く見ることが出来ます。
見た目は写真のように、円状に白or黒っぽい感じになっていることがほとんどです。
だいたい、例年同じ場所がスポーニングエリアとなっていることが多いですね。水温が15度ぐらいを上回ってくると、産卵のシーズンが本格化していきます。
ネストの周りには、高確率でそれを守るオスバスがうろうろしています。「場所に固執するバス」を見かけたら、ほぼネスト絡みの個体だと考えて良いでしょう。
ルアーを通した時にチェイスしてきても、必ず元居た場所に戻っていきます。
ブラックバスの産卵のサイクルについて
- オスが浅瀬に産卵床を作り、メスを待つ
- メスは複数のベッド(ネスト)を回遊し産卵する
- 産卵床をオスが守る
オスが産卵床を作って、メスバスが回遊して卵を産み、オスがネストを守る。と言う流れですね。
当然、ネストの状態はさまざまでして、オスバスだけが居る状態、オスバスとメスバスがペアで居る状態。どちらも居ない状態。などです。
3月〜5月にかけて
時期的には3月から5月にかけて、シャローエリアに点在しているのを見ることが出来ます。
ただハイランドレイクなど、水温が平地と異なる場合には6月〜7月ごろまでずれ込んでいるフィールドもあったりします。
狙う?狙わない?
個人的にネストの見えバスを狙うかどうか?についてのお話です。ものすごく正直なお話をしてみると、全く狙った事が無い、と言うと嘘になります(汗
本当であれば、「バスの個体数減少に繋がるので、基本的には狙わないようにしている。」という意見が正解かもしれません。(過去記事でそんな事言っているカモです..)
くされ外道ですいません(汗
でも、でかい見えバスがいたら狙いたくなってしまうのが釣り人の性、と言うものです。ましてやその日まだ一匹も釣れていない…なんて場合、なおさらです。
ただ、明らかにネストのバスであることが分かっている時は、釣れたとしても嬉しさ半分、罪悪感半分です。
ですので、言い訳がましいですが、基本はフィーディングフィッシュを狙う釣りをします。
フィールドには、スポーニングに全く関係のない個体も存在するからですね。
しかし、どうしても…と言う時が無いわけでは無い、ということです。
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