目次
かっこよすぎる
華美すぎず、地味すぎずな渋いデザイン。
‘610 Cranking’のロゴがカッコよすぎます。
べにょんべにょん!?
カーボンロッドばかりを使用してきた私にとって、べにょんべにょんな使用感、というのが初めて触ったときの感想。
とにかく柔らかいロッドです。
でも扱いにくさは無く、カーボンロッドから持ち替えても、大きな違和感無くキャストできてしまいます。
しかしそこには確実に、グラスならではの、「乗せて投げる」キャスト感覚が存在し、とても気持ち良いキャストフィールが味わえます。
カーボン含有率は、37.8%と、限りなくピュアグラスロッドに近い数値ですが、ダルさ、重さなどはほとんど無し。
グラスならではの粘り、低弾性を非常に扱いやすく仕上げてあります。
トルクある
べにょんべにょんと思いきや、意外なほどにトルクあります。
カーボンロッドよりもベリー側も綺麗にベンドして、魚をいなしてくれます。
バラしにくい
ラインはナイロン14lbにしています。
グラスロッド+ナイロンラインの組み合わせは、ショック吸収性が非常に高いです。
カーボンロッド+フロロラインのタックルと比較するとばらしにくく、弾きにくい、というのが顕著です。
ねばっこく、やさしく魚の動きに追従してくれます。気持ちよく、ばらしにくい良いとこ取り。
懐深い
カーボンロッドでのクランキングよりも、カバー回避性能があがります。
巻き疲れも最小限に抑えてくれるし、バラシも軽減。
私のようなウィークエンドバサーでも、その良さは十分に享受できます。
ピンスポットへのキャスト決まりまくり
竿先にしっかり載せてキャストできるので、ピンスポットへのキャストが決まりまくります。
非常に気持ち良い使用感。
クランクベイトの釣りが超楽しくなる一本です。
名刀
インプレを見ても、褒めたたえる評判が多いです。まさに’名刀’という呼び方がふさわしい一本。
クランクベイトの釣りをより楽しく、そして釣れる釣りにしてくれる。使えば使うほどに染みてくる味わい深いロッドです。
…まだまだ完全に使いこなすには時間がかかりそうです。
グラスロッドは必要か
使ったことがない頃は、グラスロッドは一部のスペシャリストの使うもの、と思っていました。
実際に使ってみると、変な癖はなく、軽いルアーも投げやすいし、バラシにくい特性からむしろ巻き物で釣りたい!っていう入門者も、バーサタイルロッドじゃなくてグラスから購入するというのも、案外オモシロい選択かもしれません。
とにかく気持ちよく、快適に巻き物が扱えるのがグラスロッドだ、という事を感じます。
グラスロッドは特別なロッド、ではないです。より多くの人にグラスロッドのフィーリングをあじわってもらいたいですね(^^)
とグラスロッド初心者が言ってみるw
まとめ
名刀、FDロクテンクランキング。
中古屋に行かれた際は是非このFD TS1610MLFが置いていないか気にしてみてはいかがでしょうか。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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