面倒だけど、ちゃんとやらないといけない、ハードルアーのフック交換。
そんな面倒なフック交換を2倍速で行う方法をシェアします。
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見た目は尖っていても
見た目には尖っていても、フックの性能はどんどん低下していきます。
バスを釣っていなくても、ルアー本体に当たったり、ストラクチャーに干渉したりして、思ったよりも性能が劣化しているものです。
なので、見た目が綺麗でも、ある程度使い込んだルアーのフックは、定期的に交換したい。
とはいえ、面倒な作業なのでついついおろそかにしがちですよね…(自戒の念を込めて、フック交換の大切さを唱えてみるw)
そんな面倒なフック交換の際に、少しでも楽に交換する方法があります。
旧フックと新フックを同時に交換
その方法とは、新しいフックで古いフックを押し出して同時に入れ替えるやり方です。
まず、交換対象の古いフックをスプリットリングの隙間に通します。
そして、新しいフックを、古いフックのすぐ後ろに通します。
上写真の状態です。写真上が旧フック、下が新フックです。
新しいフックと古いフックをスプリットリングに通したら、新しいフックを上写真のように指で抑えます。
そしてスプリットリングを回しながら、新しいフックで古いフックを押し出すようにします。
するとスプリットリングを一度回転させるだけで、新しいフックと古いフックを同時に入れ替えることが出来ます。
新しいフックと古いフック、複数を同時に扱う事になるので、手にフックが刺さらないように注意してください。
伝わりましたでしょうか…??
特別なことは何もなく、ただ古いフックを取り外すのと、新しいフックを付けるのを同時に行います。
’向き’がある
トレブルフックには’向き’があります。
トレブルフックをよく見ると、フックのアイと同じ向きの針が、一本存在します。上写真の左の赤で示した針です。これが’メインの一本’です。
この’メインの一本’が、前後どちら方向を向いているか気をつけながらフックの交換をします。
正しい状態は、フロントフックは’メインの1本’が前、リアフックは’メインの1本’が後ろに来る状態。
フロントフックは根掛かり回避の為、’メインの一本’が前。
リアフックは、’メインの一本’が後ろ向きが正しい。確実に一本で上顎にフッキング出来る為。
上述した、新しいフックで古いフックを押し出す方式なら、古いフックの方向と同じ方向で新しいフックを入れれば良いので、フックの向きを間違えにくいという利点もあります。
アイが横向き、縦向きによって適合するフックが違う
ただし、ここまでお話した内容は、前提条件があります。
・ルアーのアイが縦アイであること
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