RAID JAPAN ダッジのインプレです。普通に釣具屋で買えてしまいました。
レアなだけじゃない、非常に良く出来た羽根モノルアーでした。
目次
RAID JAPAN ダッジ インプレ
SPEC
Name | RAID JAPAN DODGE |
Length | 114.0mm |
weight | 1oz. Class |
Price | 3,500yen (税抜き) |
入手しやすくなったダッジ
「最も著名なレアルアー」としてその名を馳せているダッジ。
普通に釣具屋に行っても、お目にかかる事はまずありません。レアなモノほど欲しくなる、という消費者の心理がくすぐられます。
意図的なのか、それとも単に人気があり過ぎて、即完売しているのか。真相は定かではありませんが、入手しにくい事には間違いありません。
私も欲しいとは思いつつ、転売価格で購入するのはやっぱり悔しい。
普通に釣具屋で買えないなら別にイイや、ぐらいに思っていました。(ホントはめっちゃ欲しいw)
もう、レアではないのか。
ところが、ここ1年ぐらいでダッジのレア度が少し下がったように思います。
出荷直後に釣具屋に行くと、普通に買えるという噂をちらほら耳にします。
でも、多くの釣具屋で、当日に売り切れており、潤沢に在庫があるという訳ではありません。
しかしつい先日、ふらっとキャスティングに行くと、ついにダッジを発見。
…数年越しの思いを募らせたダッジ、そりゃ、買っちゃいますよね。
ちょっとしてやられた感もありつつ、ややレア度が落ちたダッジをウキウキ気分で連れて帰ったのでした。
手に入りやすくなった理由としては、さすがに数年続いたブームが落ち着き、欲しい人の手に十分行き渡ったのでしょう。
買えたのは嬉しいのですが、レアではなくなったのは少し残念、という複雑な気分です。
ディティール
ベイトフィッシュライクな細身のシルエット。
1ozクラスと重たすぎず、M~MHクラスのロッドでも無理なく投げれるのが嬉しい。
’デカ羽根モノ’ではなく、’羽根モノ’と呼ぶべきサイズ感です。
羽根の取り付け部。
ネジ2本、取付金具、ヒートン、羽根、という比較的シンプルな構成。
ヒートンを回すことで羽根の開き角度の調整が可能です。ただ、特別チューニングしなくてもよさげです。
羽根の様子。
上下の曲げが結構キツメに入っており、水をしっかりつかんで、移動距離を抑えてくれる印象。
羽根の取り付け部の穴が大きく、金具とのクリアランスは緩めで、やや下がり気味にセッティングされています。
金属がこすれる音を発生してくれるのですが、強度的に少し弱いという欠点もあるようです。
カラーはジョーカー。
レイドジャパンはルアーカラーのセンス良いよね。

アクション
ダッジはレアなだけじゃなかったです。アクション性能が非常に高いハネモノでした。
特にデッドスローと呼ばれる超スローリトリーブでの動きが非常に秀逸。
巻きをスローにすればするほど、引っ張る力は弱まります。その少ない力で、ちゃんとしたアクションを出すのは難しい。
しかしダッジは、泳ぎだしのレスポンスが非常に良く、少ない力でも魅力的なアクションを出します。
また、リトリーブスピードによって違う質のアクションが出るのもスゴイ。
スローだとぽよぽよ小気味よく上下動。
早巻きだとボディ全体をロールさせ、大きくじたばた。
間違いなく、これまで投げたハネモノの中でトップクラスのアクション性能でした。
シマノ ’16アンタレスDCでキャスト!

最近は’16アンタレスDCでキャストしています。羽根モノは羽根の空気抵抗が大きくあまり飛距離が出ないため、それを補うために遠投性能の高いアンタレスDCで補うようなイメージですね。
また、キャスト時の羽根の閉じ具合によって空気抵抗が変わるため逆風の時などバックラッシュに繋がることがあるのですが、賢いDCブレーキによってそれを防ぐ意味合いもあります。
まとめ
以上、RAID JAPANのダッジについてでした。
人気の理由はレアなだけじゃない。実際にモノもイイですね。次いつ買えるか分からないので、大切に使おうと思います。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
