免許不要艇を借りて湖上に繰り出すボートフィッシング初心者に向けて、知っておきたいボートフィッシングのルールとマナーをまとめました。
目次
バスボートVSおかっぱり?
さて、バスボートとオカッパリのトラブルという動画が話題になっていますね(;´・ω・)
どっちが悪いか?を追求するより、今後同様のトラブルが起こらないよう考えるきっかけにしたいところ。
狭いバス釣り業界ですし、同じバス釣りを愛する者同士、お互い配慮し、楽しいフィールドになってくれることを願います。
レンタルボート釣行のルールとマナー

そこで、あらためてレンタルボート釣行のルールやマナーを、まとめました。
免許不要艇で出船するヤングアングラーや、初心者向けです。
例の動画はバスボートVSおかっぱりなので、ちょっと毛色が違う気もしますが…とはいえ同じボートフィッシングという事で。
思い返すと、私も最初の頃は気づけなかったりして、他のアングラーに不快な思いをさせたかもしれません。
怖いのは、特に明文化されてないので、初心者で知らなかった、も十分あり得るのです。
(先輩や仲間に教えてもらえる事も多いハズですが)
という事で、数年レンタルボートを楽しんだ者として、現場で知った事などを中心にまとめます。
内側は通らない。

岸を向いてキャストしているボートと岸の間を横切らないこと。
自分がされたら嫌ですよね?
クロスキャストしない

他人とラインの角度が覆いかぶさるように投げないこと。クロスキャスト、と呼ばれています。
というか、ボート釣行でクロスするほど近づくのがすでに問題です。
せっかくボートに乗っていろんなポイントを回れるのに、わざわざ仲良しする必要ありません。

先行者の邪魔をしない
釣りの基本的なマナーとして、基本的に先行者優位です。あとからポイントに入った場合、邪魔になる行動は慎みます。
もし、どうしても近くでやりたければ、必ず一声かける。これだけでだいぶ印象は違います。
「あー、無理っすねえ」と言われてしまうかもしれませんが、経験上、ほとんどの場合「イイっスよ👍」と快諾してくれます。
逆に自分が先行者で、無言ですぐ隣に入られたらムスっとなりますよねw
オカッパリの人の前を通過する際は一声かける

房総リザーバーの上流域で良くある事ですが、狭いため、どうしてもおかっぱりのすぐ前を通過することがあります。
トラブルを避けるため、「通りますね」と必ず一声かけています。
行き合い船の航法(向かい合ったら右に避ける)

船舶免許を取得する際に学ぶのですが、船舶の航行における超基本ルールとして、「行き合い船の航法」というものがあります。
向かい合う状態で正面衝突しそうになったら、お互い右に避ける、というルールです。
免許不要艇で出撃される場合、結構、ご存知ない場合があると思いますが、ぜひ知っておいて欲しいです。
狭い上流は譲り合う
房総リザーバーあるあるですが、上流はとても狭いので、譲り合いの精神をもって振舞います。
すれ違い時は声を掛けたり、無理な追い越しは避けましょう。
桟橋を占有しない
準備中の話ですが、桟橋は限られたスペースを皆で共有するので、自分の荷物を桟橋に広げ過ぎないように注意します。
実は初心者の頃、個人的にやってしまって、先輩に教えてもらった内容です。お恥ずかしい..
ライフジャケットは必ず着用する
私のブログをお読みのアングラーの皆様は、ライフジャケットを着用しないなんてことはないと思っていますが念のため。
ハイシーズンの亀山ダムや相模湖では、いまだに未着用の方を見かけますよね..
なにかあったときに、周りに多大なる迷惑がかかります。
もし溺れて、そのまま行方不明になった場合、保険金が降りなかったりもするでしょう。
一声かける
もう、繰り返し書きましたが、とにかくこれに尽きると思うんですよね。ボートでもおかっぱりでも、挨拶するなり一声かける。
バスアングラーはサングラスに帽子という、イカツイ風貌をしている訳で、怖い人に見えます。バスアングラー同士も例外ではないでしょう。
ちょっと一声かける、それだけで印象がだいぶ違いますし、トラブル防止につながるはずです。
ヘラ釣り師への最大限の配慮を
ヘラ釣り師への最大限の配慮が必要です。
前を通るときはデッドスローで通過し、引き波を立てない。
人様の土地で釣りをさせてもらっている
これは、ボートアングラーだけに限った話ではないですが、バスアングラーは常に人様の土地で釣りをさせてもらっている、という意識を忘れてはいけません。
それを念頭に置いて、どう振舞うべきか考えることが必要です。
引き波注意!
追記です。
エレキのパワーをMAXにしてボートを走らせると、自分が思っている以上に大きな引き波が起こります。
周りのボートの安全を配慮して、近くにボートが要るときはエレキのパワーを落とします。
レンタルエレキを労わろう
とあるレンタルボート屋さんで、レンタルエレキが焦げてしまう、という事がありました。
エレキは10分~15分以上ハイパワー状態で踏み続けてしまうと、故障の原因となります。
船舶の動力はエンジンとエレキが有りますが、長距離移動は船外機(エンジン)、短距離移動はエレキ、という役割分担なのです。
なので、エレキは長時間の使用を前提とした作りになっていません。
初心者のうちは知らず知らずのうちにこうした事態になってしまう事が考えられますが、出来るだけエレキを労わった航行をしましょう。
まとめ
以上、レンタルボートフィッシングのルールとマナーでした。
足りない内容があったらすいません、コメント欄やTwitterでご指南いただけると幸いです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
