シマノ派、ダイワ派どっち派ですか?
シマノ派が羨むダイワの良いところをまとめました。
目次
シマノ派、ダイワ派?
永遠のテーマ第2弾。
右ハンドル?左ハンドル?の次は、シマノ派?ダイワ派?です。
ちなみに、私はシマノ派です。
という訳でまずはシマノ自慢してから、ダイワの羨ましい点をご紹介します。
(書いた後に気づいたんですが、全部リールに関する話です)
シマノの良いところ♪
構造がシンプルでメンテンナンスしやすい
当然、機種にもよりますが、基本的には構造がシンプルでメンテナンスが楽チンな傾向があります。
そのかわり、飛び道具的な面白機構は少ないとも言えますね。
余計なモノは要らない、素材の良さで勝負する、といった感じでしょうか。
カスタムもしやすい


【KDW】シマノ用 オフセットクラッチ 18バンタムMGL専用
比較的カスタムがしやすい構造なのも、シマノリールの美点です。例えばクラッチ。シマノはビス一本で交換可能です。
一方でダイワやアブは、クラッチレバーはクラッチバーに貫通させる方式で装着されているため、クラッチレバー交換するためにはサイドプレートを開けなければなりません。

また、メカニカルブレーキキャップを外すと、簡単にスプール軸ベアリングにアクセスすることが出来ます。
社外品のベアリング(かっ飛びチューニングキットなど)に交換する際に、非常に便利です。
ダイワリールは、ここに「フタ」があって、ハンドルとサイドプレートを外さないと、ベアリングが交換できない仕様になっています。
ギアが滑らか。とにかく滑らか。

私がシマノ製品に惚れ込んでいる最大の理由です。
ハンドルを回したときの、とにかく滑らかな回転感覚。これにつきます。
※ただし、特にマイクロモジュールギア搭載機において、グリス切れ時に著しく巻き心地が悪化するという悪癖がありますが…


※グリスアップはマメに実施するのが、MMギア搭載機との上手な付き合い方だと思います。ちょいお高めですが、IOS FACTORYのグリスはMMギアのノイズ耐性を上げてくれるので、おすすめです。
とはいえ、最近はダイワの巻き心地も普通に良くて、ほとんど遜色ないレベルまで来ています。
ジリオンとかリョーガとか普通にヌメヌメだもんな…多分目をつぶって巻いたら判定不能ですw
遠心ブレーキのフィーリング

あとは、これも個人的な好みという部分が大きいですが、失速感が少ない遠心ブレーキのフィーリングが好きです。
特に2016年以降のリールに搭載されたSVS Infinity(白いブレーキシュー4つのSVS Infinity)になってからは、ブレーキ調整のしやすさや、キャストフィーリングが大幅に向上しました。
ダイワの良いとこ♪
続きまして、シマノ野郎の私から見た、ダイワの羨ましいところをまとめました。
デザインがカッコイイ

ダイワはとにかくデザインがカッコイイっすよね。純正ですでにカスタム感が出ている感じがあります。
ガンダム的というか、男心をくすぐる無骨な印象は、シマノにはないものです。
ハンドルノブがかっけえ


【ダイワ純正】 RCS ハイグリップ Iシェイプ ライト ハンドルノブ
ダイワは純正のハンドルノブでも、精悍なデザインを採用しています。
シマノの純正ノブよりべた付きも、発生しにくい仕上がり。

【ダイワ/SLP WORKS】 RCS Iシェイプ ZAION/ザイオン ハンドルノブ クリアブラック
さらにZAIONノブや、SLPワークスのハンドルノブがカッコイイ上に、かなり気持ちいい使用感です。
シマノの純正ノブがクソということもあり、非常に羨ましいポイント。
純正でZAION製ハンドルが装着されているSS AIR。
ベイトフィネス機ならではの軽量化と、使用感を両立させている機能美ですな。
ZAIONスタードラグがカッコイイ


【ダイワ純正】 SCL ZAION/ザイオン スタードラグ SLP WORKS
一部上級機種に搭載された、ZAIONスタードラグのデザイン製の高さ、操作のしやすさもポイントです。
…シマノの落ち着いたデザインが好き!ってご意見もあると思うので、好みの問題もあるかもしれません。
ただし質感の高さは明らかにダイワのスタードラグの方が上ですね。シマノは結構チープ。
ハンドルノブと併せて、ダイワは純正状態でありながら、適度な「カスタム感」の表現が上手だと思います。
TWS(Tウィングシステム)が秀逸


第3世代目という、TWS(Tウィングシステム)。
T字型のレベルワインドで、巻き取り時はT字の下部分、キャスト時はT字の上部分で放出することで、スムースなライン放出を支援する機構です。
ハイエンドモデルであるスティーズSV TWも含め、ダイワリールの多くのモデルに装備されています。
非常に画期的な装備ですよね。抵抗の少ない放出感が本当に気持ちいいです。
(ただ、ある場合とない場合を同じリールで試せないので、実はどれぐらい効果的なのか未知数な部分もあります。)
写真は懐かしのT3 MXの初代TWS。
初期のTWSは不具合が出たりしたけど、現在のTWSは進化してネガが無くなりました。
きめ細かいラインナップ
スティーズシリーズといったバスフィッシング用ハイエンド機種を用意するなど、きめ細かいラインナップが特徴です。
シマノって、スティーズ的なリール無いですよね…
軽量ルアーを突き詰めるとマグブレーキ

ベイトフィネスなど超軽量ルアーのキャストアキュラシーを突き詰めていくと、マグブレーキが優勢です。
ずっとマグブレーキをやっているダイワの方が、超軽量ルアーを扱うブレーキシステムについては一枚上手。
シマノのSVSは、ブレーキユニットがスプールに付くため、どうしてもスプール自重が増えるので軽量ルアーを扱う際には不利になります。
(シマノのベイトフィネスリール、’16アルデバランBFSは例外的にマグネットブレーキを採用していますよね。)
SVスプールによるトラブルフリー性能


【ダイワ純正】RCS 1016 SV スプール G1 ブラック
ダイワのSV(ストレスフリー・バーサタイル)スプールによる、トラブルレスな使用感は、シマノリールにはないものです。
SVスプール搭載機は、ホントにバックラッシュが少なくて、とても快適です。
シマノも穴あきのMGLスプールで対抗してはいますが、SVスプールのスプール性能には一歩及ばず、といったところ。
美味しいとこどり
結局のところ、私はどちらかといえばシマノ派です。
でも、気になったダイワ製品も積極的に取り入れる派、です。(なんだそれ)
とはいえ、ここのところはシマノ製品ばかり購入していますが…
それぞれあるメリットのどこを重視するか、というところで選ぶ感じになると思います。
私の場合は、そのシルキーな巻き心地にほれ込んでシマノ派になりました。

まとめ
普通の事しか言ってないなw
もう少しキレキレな意見が言えるよう、シマノ、ダイワ共に使い込みたいと思います。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
