純正スプール時よりも、2〜3クリックほどブレーキを弱める事ができて、飛距離もキャストフィールも向上します。
明らかに、「誰にでも違いのわかるレベル」で使用感が向上しますね。
ただし、’19 TATULAそのものが割と豪快なキャストフィールというか、まあ当たり前の話ではありますが、上位モデルよりはラフな感覚があります。
そこから、ワンランク上の使用感に変わるわけではありません。
あくまでも’19TATULA TWの豪快なキャストフィールはそのままに、使いやすさがUPする、と言った印象ですね。
先述したように、まさに’19TATULA TW純正スプールと、SVスプールの間ぐらいの性能でした。
純正スプールよりもなぜか安価ということもあり、’19TATULA TWユーザーにとっては必須のカスタムメニューと言えるのではないでしょうか。
惜しい点
出来れば、純正よりもラインキャパを減らしたスプールであるとより良かったと思います。
多くの社外カスタムスプールは、純正スプールよりも浅溝の設定としています。
スプールそのものの自重が軽くなるだけでなく、巻きつけたラインの総重量を純正よりも減らすことで、よりスイートなキャストフィールを実現するためです。
せっかく素材変更までして、純正より高品質なスプールとなっているのに、肝心のラインキャパが純正と同じというのはかなり勿体無いと感じました。
浅溝仕様で自然とライン巻きつけ量が減らせれば、もうワンランク上の使用感になりそうなんですよね。
また、PEをセッティングした際も、かなりたくさん巻かないとスプールが痩せてしまう印象です。
写真は2号のPEラインを65mほど巻きつけておりますが、かなりスプールエッジが余っています。
まとめ
以上、SLP WORKSのTATULA/タトゥーラ 100 NARROWスプールのインプレでした。
カスタムパーツながら、純正スプールとしての安心感もありますし、’19TATULA TWユーザーはぜひ試してみて欲しいアイテムです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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