ダイワ ’20スティーズAIR TW
ダイワのHPでシレッと2020年NEWモデル、スティーズAIR TWが発表されていました。
興奮を隠しきれないスペックで登場しています。詳細を確認していきます。
やっぱりあった新世代ベイトフィネスフラッグシップ
ダイワのベイトフィネス フラッグシップ機は長いこと、2012年デビューのT3 AIRが担っていました。
そしてその後、T3 AIRの技術を採用する形で、’14年にSS AIR、’16年にアルファスAIR、といった廉価モデルが次々に投入。
ベイトフィネスリールのラインナップの充実を図ってきました。
そして、’18年に投入された、CT SVシリーズ。
純粋たるベイトフィネス機ではないものの、ほぼベイトフィネス並みのフィネス性能を誇るシリーズです。
つまりダイワは、だいたい2年ごとになんらかのフィネス機をリリースしているわけですね。
ここ1〜2年はフラッグシップモデルであるT3 AIRが販売を終えて、フラッグシップベイトフィネス機種が不在となっていました。
2020年にそろそろ来るだろう、と思っていたのですが、やっぱりキタ!
超小径28mmG1ジュラルミン製AIRスプール!
まさかのφ28mmという、超小径G1ジュラルミン製AIRスプールを搭載。
CT SVシリーズのφ30mm径スプールでも、すでにめっちゃ小さい感あったのですが、さらに直径が小さいスプールを搭載してきました。
メーカーの隠し球って、ユーザーの予想をはるかに超えたとこにありますな。すごいメーカーです、ダイワさん。
流石に小さすぎないだろうか、という感じがありますが、技術的にクリアできる何かブレイクスルーがあったのでしょう。
やばいぐらいのレスポンスに期待ですね。
巻き取り長はハイギア化で対応
それだけスプールが小さいと心配になるのが、最大巻き取り長の低下ですよね。
いくら小型スプールでキャストのレスポンスが良かったとしても、巻き取り長が短いのであれば、ベイトフィネスリールとしての要件を満たせないということになりかねません。
しかし、そこは9.1:1というハイギア化でクリア。
(ハイギア9.1:1とノーマルギア6.8:1の2種類をラインナップ。)
ハイギアは最大巻き取り長は80cm。
参考までに、T3 AIRのハイギア仕様(8.6:1)は86cmでしたので、いくばくか巻き取り長は短くなっているものの、とても超小径スプール機とは思えない巻き取り長になっています。
135g
自重は135g。SS AIRが145g、アルファスAIRが165gです。高いモデルほど軽いという分かりやすい住み分けですね。
参考までに、シマノ ’16アルデバランBFSが130g。
T3 AIRは160gと少し重ためでしたので、同じフラッグシップモデル同士で考えれば進化したポイントと言えるかもしれません。
不思議なデザイン
デザインは、サムレスト部分に2つ穴があいたちょっと不思議な感じのデザインですね。
割とおとなしい印象も受けます。
見慣れてくればカッコよく見えてくる、ってやつでしょうか。
ハンドルが気になるぜ
ハンドルのデザインがこれまでのダイワリールにない感じで非常に気になりますね。
ザイオンや、カーボンではなさそう。普通の金属っぽい感じですが、穴が全くない。
もしかしたら、自重を考えると、超々ジュラルミン製ハンドルだったりするのかな。
このハンドルを他のダイワリールに流用してもカッコ良さそうですな。
まとめ
以上、スティーズAIR TWについてでした。
半端ないベイトフィネスリールフラッグシップ機が出てきましたね。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ikahime