ちなみに、リールを買ってからハンドルノブ回りを一度も分解していない場合は、かなりの高確率で純正グリスがべったりついています。
その場合、「グリスが飛ぶ」という事は基本的には起こりません。なので、さらにオイルを差すとギトギトになってしまいます。
出来れば、一度分解して不要な純正グリスをふき取って、オイルまたはグリスを塗りなおすのがおススメです。
個人的な考えでは、ノブのグリスは不要だと思っています...
軽く回ったほうが気持ちいいです。定期的にオイルを入れる必要が出てきますが。
目次
ハンドルシャフト部(メインギアのベアリング)
ハンドルと、ハンドルの反対側に付いたキャップを外します。(回転方向と逆回転させると外れます。)
すると、メインギアのベアリングが見えると思います。
キムワイプで、古いグリスを拭きあげ、それからオイルを差します。
正直、ここはあまり頻繁にやる必要はありません。ハンドルで封入されているためです。
とはいえ、拭くと汚れた古い油が付着するので、軽くふき取り、新しいオイルをほんの気持ち付けてあげるぐらいの感じです。
普段は放置で、本格的なオーバーホールのときに綺麗にするようなイメージですね。
スプールを外す
ドラグノブを緩めていくと、ドラグノブ、スプールが外れます。
この時点では、変なパーツがポロリ…とかはしないので安心してください。
スプールを外したら、メインシャフトをキムワイプで綺麗に拭きあげ、オイルを一滴注油します。
ハンドルを巻くたびに上下する、とても大事な摺動(しゅうどう)部分ですので、キレイな状態を保ちたいところ。
ドラググリスは?
↑スプールの中に入っている、ドラグまわりをばらすとこんな感じ。
ドラググリスは、毎回塗りなおす必要はありません。というか、私は年一回のオーバーホール時に塗りなおす程度です。
最後にスプールとドラグノブを戻して終了です。
ただしドラグは緩めにしておくこと。ドラグをきつく締めたままにすると、ドラグワッシャーが潰れて、本来の性能を発揮出来なくなってしまいます。
まとめ
以上、スピニングリールの日常メンテナンスでした。
比較的簡単なメニューですが、意外とスプールを外したことがない、なんて事もあるかと思います。
愛機を気持ち良く、長く使うために、普段から綺麗な状態にしておきたいですね(*^^*)
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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