大陸育ちの逆輸入リール、クロナークci4+。
ガッツリ巻ける深めのスプールと、アメリカ仕込みのタフネスさがウリの、シマノの異端児的存在。
そんなクロナークci4+、mglスプールを纏い、’17クロナークMgl ‘としてリニューアルします。
’14クロナークユーザーから見た、’17クロナークの価値を考えます。
目次
’14クロナークCI4+
私、何を隠そう’14クロナークCI4+ユーザーであります。
Megabass オロチXXに乗せて、巻き物用のバーサタイルタックルとして使用。
ブレーキの異音が大きかったり、ブレーキ調整ハッチを落としやすいといった欠点もありますが、軽量系バーサタイルリールとして重宝しています。
そんな大陸仕込の’14クロナークCI4+が、17モデルとしてリニューアル。
’14クロナークCI4+ユーザーとしては大変気になるモデルです。
なにが変わったか、ざっくりまとめるとともに、買い替える価値はあるのか、考えてみます。
出典:SHIMANO
ナニが変わったの?
マイクロモジュールギア搭載
’13メタニウムに搭載、’14クロナークに非搭載だったマイクロモジュールギアが、’17クロナークに搭載されます。
ウルトラシルキーな巻きごこちを誇るマイクロモジュールギア。
搭載リールと非搭載リールではハッキリと差がつきますよね。
なんと、旧クロナークから価格据え置きで、搭載。
旧モデルも、充分にハイバリュー機種でしたが、MMギア搭載でさらにコストパフォーマンスが高まりました。
ただし従来のギアに比べ、刃こぼれなどが発生しやすく、頻繁なメンテナンスが必要だという、マイクロモジュールギア。
アメリカ育ちのタフネスバーサタイルリール、クロナークのキャラに合っているかどうかは微妙なところ。
MGLスプール搭載
ハイエンドモデルである’16メタニウムMGLや、エントリーモデルのカシータスMGLの目玉として搭載された、‘MGL(マグナムライト)スプール’が搭載されました。
スプール外側の側壁が肉抜き加工され、慣性モーメントの低さをウリにしたスプールです。
フィギュアスケートの選手がスピンした時に、両手を体の中心に持っていくと回転が速くなる理屈と同じですね★
MGLスプールの恩恵はかなりのもので、16メタニウムの回転の立ち上がり、フィールの良さは別格。
16メタニウムMGL、そしてMGLスプールの出来の良さは誰しもが認めるところです。
Xg
これまでラインナップなかった、ギア比8.1のエクストラハイギア仕様が追加になりました。
ハンドル長
Xgのみハンドル長が、48mmとなっています。他は45mm。
旧クロナークは43mmなので、少し長くなっています。
New Svs Infinity
新しくなったブレーキシステム、New Svs Infinityが搭載されました。
- 1
- 2