バランスを崩してかえって扱いにくくなります。例を挙げて説明します。
目次
ローギアに長すぎるハンドルは合わない
例えば、私のバンタムMGLのPG(ギア比5.5)に、LIVREのクランクフェザーハンドルの100㎜をセットしてみました。
純正のハンドル長は84mm。
前述したように、ロングハンドル化は実質的なローギア化となるため、スーパーローギア状態となります。
するとあまりに巻き感が軽すぎ、圧倒的ノー感じになってしまいます。
巻き物のブルブル感がほとんど感じられなくなり、正直やりにくい。
また、カルカッタコンクエスト101ノーマルギア(ギア比5.2)でも同様です。
純正があまりにも短い76mmという事もあり、違和感しかない。
ローギアリールをロングハンドル化する場合、おすすめは90㎜ぐらいまでです。
私のバンタムMGL PGは、いろいろ試した結果、Availのオフセットハンドル STi 2.5の90mmに落ち着きました。
ハイギアリールはロングハンドル化しても違和感少ない
逆にいって、ハイギアリールについてはある程度長いハンドルを許容するように思います。
100㎜のハンドル長も全く問題ない使用感です。
100mmオーバーは特殊な用途
とはいえ、ハイギアリールだとしても、100㎜のハンドル長はギリギリバーサタイルに使える長さ。
正直、ジグの回収などで早巻きをするとちょっとかったるい。
それ以上の長さのロングハンドルは、ディープクランクなど極端に巻き抵抗の強いルアーを一日巻き続ける、などといった特殊用途だと思っていいでしょう。
まとめ
以上、リールカスタムにおけるハンドル長さについての考察でした。
5㎜ぐらいの違いでも、かなり使用感に差が出るのが奥が深いところです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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