愛用のベイトリールを長く使うために、気を付けるべきポイントをまとめました。
よくやりがちな行為が、リールの寿命を縮めているかもしれません。
目次
ベイトリールのやってはいけない行為
自戒の念を込めて、ベイトリールの扱い方において、やってはいけない行為をご紹介いたします。
レベルワインドガードにルアーを引っかける
レベルワインドガードにルアーを引っかける。よくやっちゃうヤツですw
当然、レベルワインドガードの裏側がメッタメタに傷がつきますw
ここに傷がつくことによって、何か不都合が起こるかといえば、起こりません。
しかし、あまり気持ちのいいものではないのは確かです。
フックキーパー、付けましょう。
付けてるのにリールにかけてるし…
スプールの回転中にクラッチを切る
スプールの回転具合を見たいときに、ハンドルを回して突然クラッチを切る行為。(伝わりますかね??)
これも楽しいので、よくやっちゃうやつw
これをやりすぎると、「クラッチヨーク」という部品が痛みます。
ベイトリール でハンドルぐるぐる回してクラッチを切る遊び。高速回しているピニオンギヤを樹脂パーツで押し上げることになるので割と削れちゃいます。楽しいけど程々に。#バス釣り #ベイトリール #クラッチ #クラッチヨーク pic.twitter.com/uy0G8gztsa
— Bait Casting Fetish! (@bait_casting) 2018年2月1日
Bait Casting Fetish!さんが素晴らしいサンプル写真をあげてくださっています。
何故クラッチヨークが痛むのか
クラッチヨークが痛む理由を、軽く説明してみます。
「クラッチヨーク」は、赤い矢印で示した黒い樹脂製の部品で、名前の通りクラッチの動作を担います。
クラッチを切ったとき、ピニオンギア(写真中央の金色のギア)を青矢印の方向へ押し上げる役割です。
今回の行為を実施すると、高速回転中のピニオンギアとクラッチヨークが接触するので、クラッチヨークが削れてしまう、という訳です。
ぶっちゃけ、多少やるぐらいでは削れませんが、やりまくると良くないという感じです。
ドラグをガッツリ閉めたまま保管する
これもよくやっちゃうヤツです。
ドラグは、カーボン製のドラグワッシャーが滑ることによって出る仕組みになっています。(真ん中の黒いやつが、ドラグワッシャー)


↑こんな感じでメインギアに組み込まれています。
これを強く挟むか、弱く挟むかで摩擦係数を調整しているんですね。
んで、このドラグのカーボンワッシャーって結構柔らかい感じなんです。
ガチガチに締めたままにすると、潰れてしまうと言われています。
だから、長期間保存するときは緩めておく。…かくいう私も、あまり守れていませんw
緩めておくと、次回の釣行でついつい閉め忘れてしまいますから。でもちゃんとやろう。
まあ、もし潰れても、純正部品を注文 するか、もしくはAvailさんからリリースされている社外品(【Avail/アベイル】 カーボンクロスドラグワッシャ DWASHER-CC
)に交換すればイイだけですから、さほど問題ないとも言えます(笑

キャスト中にクラッチを戻す(クラッチ返り)
今回ご紹介したなかでも最もやってはいけない、重大な禁忌行為が「クラッチ返り」です。(おおげさ?)
普通にしていれば起こりえないのですが、キャスト中にうっかりハンドルに触れてしまったりすると起こります。
ギアに多大なる負担がかかり、最悪歯欠けなどのトラブルにつながるので注意が必要です。

これはスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUS STRONG MIND MODEL 88mm というハンドルに交換していますが、こういったパワー系のデカいハンドル&ハンドルノブに交換すると、キャスト中にうっかり手が当たってしまったりして、たまにやらかしてしまうんですよね..
まとめ
やりがちなベイトリールの扱いについてでした。
全て当たり前すぎですが、改めてまとめてみました。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
