今回の行為を実施すると、高速回転中のピニオンギアとクラッチヨークが接触するので、クラッチヨークが削れてしまう、という訳です。
ぶっちゃけ、多少やるぐらいでは削れませんが、やりまくると良くないという感じです。
目次
ドラグをガッツリ閉めたまま保管する
これもよくやっちゃうヤツです。
ドラグは、カーボン製のドラグワッシャーが滑ることによって出る仕組みになっています。(真ん中の黒いやつが、ドラグワッシャー)
↑こんな感じでメインギアに組み込まれています。
これを強く挟むか、弱く挟むかで摩擦係数を調整しているんですね。
んで、このドラグのカーボンワッシャーって結構柔らかい感じなんです。
ガチガチに締めたままにすると、潰れてしまうと言われています。
だから、長期間保存するときは緩めておく。…かくいう私も、あまり守れていませんw
緩めておくと、次回の釣行でついつい閉め忘れてしまいますから。でもちゃんとやろう。
まあ、もし潰れても、純正部品を注文 するか、もしくはAvailさんからリリースされている社外品(【Avail/アベイル】 カーボンクロスドラグワッシャ DWASHER-CC )に交換すればイイだけですから、さほど問題ないとも言えます(笑
キャスト中にクラッチを戻す(クラッチ返り)
今回ご紹介したなかでも最もやってはいけない、重大な禁忌行為が「クラッチ返り」です。(おおげさ?)
普通にしていれば起こりえないのですが、キャスト中にうっかりハンドルに触れてしまったりすると起こります。
ギアに多大なる負担がかかり、最悪歯欠けなどのトラブルにつながるので注意が必要です。
これはスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUS STRONG MIND MODEL 88mm というハンドルに交換していますが、こういったパワー系のデカいハンドル&ハンドルノブに交換すると、キャスト中にうっかり手が当たってしまったりして、たまにやらかしてしまうんですよね..
まとめ
やりがちなベイトリールの扱いについてでした。
全て当たり前すぎですが、改めてまとめてみました。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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