このルアーじゃなきゃ獲れなかった。
そんな考え方は本当に正しいのでしょうか。
私が経験した’ルアーの個性のチカラ’を検証してみます。
目次
○○パターン
○○パターン。バスフィッシングにおいて非常に良く言われる謳い文句です。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もちろん○○には特定のルアーの固有名詞が入ることもあれば、特定のメソッド名が入ることもあります。
そこで、○○に特定のルアーの固有名詞が入る場合の、その有効性について私の実体験を元に、検証します。
ウルトラバイブスピードクローとダブルホッグは一緒?
今シーズン、4月の牛久沼で、バークレイのダブルホッグの7gテキサスリグで、ブタバスを釣ることが出来ました。
リグの種別は、ホッグ系ワーム、7gシンカーのテキサスリグ。
釣れたとき、ふとこう思うのです。
「今のが、ダブルホッグではなくて、他のホッグ系ワームではどうなっていたか?」
例えばO.S.Pのドライブクロー、ZBCのウルトラバイブスピードクロー、 NORIESのエスケープツインなど。
私の考えでは、「ルアーの種類よりもタイミングや、アプローチ方法の方がより重要で、仮に使用していたバークレイのダブルホッグじゃなく、どのワームであっても釣れていた。」
そんな風に考えていました。
実際に同じ魚で検証できようが無い話なのでたられば論です。これで正解かもしれません。
しかしどうやらその考え方は間違っていたようです。
ダブルホッグだから釣れた魚だった。
そんな考え方をし始めるキッカケとなった有る出来事がありました。
ギークプロップパターン
YABAI BRANDから発売されている、ギークプロップ。
ボディ長62mm、自重約3.3gの小型のスウィッシャーです。
ある日のリザーバー釣行で、このギークプロップでのみボコボコ釣れて、
他のスウィッシャーには全く反応が無い’ギークプロップパターン’が成立しました。
以下のスウィッシャー系ルアーも試しました。
・ラッキークラフト シンゴスクリュー60
・エバーグリーン プロップマジック75
・ティムコ ステルスペッパー70S
しかし全く反応はなし。
もちろんこれらのルアーも素晴らしい実釣性能を誇るルアーですが、その日に限ってはギークプロップのみに反応しました。
Aで釣れたときはB,Cでも釣れる、と思っていたルアー達。
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