タフなフィールドでも釣果を上げられるメソッドとして、欠かせない存在となった虫系ルアーによる「虫パターン」。
チョウチン釣りもよし、表層ぴくぴくでもよし。
そんな虫系ルアーから、「ワーム」に絞ってまとめてみました。
目次
- 1 虫パターン注意点
- 2 虫系ルアー総まとめ 「虫系ワーム編」
- 3 エバーグリーン ギズモ
- 4 バークレー 青木虫
- 5 レインズ「インセクター」
- 6 レインズ「デカセクター」
- 7 メガバス パラバグ
- 8 O.S.P オリカネ虫 & オリカネ虫ダディ
- 9 IMAKATSU 三原虫
- 10 イッセイ「ビビビ蟲」
- 11 イッセイ ポッパーワーム
- 12 フィッシュアロー エアバッグバグ
- 13 スミス「モッサ」
- 14 スミス [ホプテーラ]
- 15 スミス [カクータス]
- 16 ジャクソン「ムシイイィィン」
- 17 ジャクソン「ヤゴオオォォン」
- 18 ジークラック「ムシガエル」
- 19 ガンクラフト「ビッグスパイダー」シリーズ
- 20 ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル パニックシケイダー
- 21 ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良グモ
- 22 ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良ネズミ
- 23 ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良ガエル
- 24 ティムコ(TIEMCO) シェイキーバグ
- 25 ジャッカル(JACKALL) 活シリーズ
- 26 ジャッカル 直とんぼ
- 27 イマカツ「風神スパイダー」
- 28 デュオ「忍虫」
- 29 deps ケロムシ
- 30 まとめ
虫パターン注意点
バサーあるあるですが、先日、ドライブシャッドをポケットに入れっぱなしにしてしまい、ズボンと一緒に洗濯してしまいました。
干す際に、ポロッと出てきたドライブシャッドで妻を驚かせてしまいました。
ドライブシャッドならまだマシですが、くれぐれも虫系ワームをポケットに入れっぱなしにしないように注意しましょうw
同じシチュエーションを考えると恐ろしいです。
虫系ルアー総まとめ 「虫系ワーム編」
各社からリリースされている、「虫系ルアー」。
大きく分類すると、ハードルアー系とワーム系に分類出来ると思います。
という訳で今回は「虫系ルアー」の中から、「虫系ワーム」に絞ってご紹介してみたいと思います。
エバーグリーン ギズモ
全長 | 4.0cm |
入数 | 1本入り |
自重 | 3.0g |
定価 | 1,100円(税抜) |
エバーグリーンFACTの虫系ルアー「ギズモ」。
福島健氏入魂の逸品で、スモラバをイメージした虫系ルアー。
ハチをイミテートした昆虫シルエットで、エラストマー素材で形成されています。
バークレー 青木虫
全長 | 1.5インチ(約32mm) |
入数 | 8本入り |
体高 | 10mm |
自重 | 1.8g |
味・臭い | 有り |
定価 | 850円(税抜) |
ド定番、青木虫。
初めての虫系ワームはコレか!?コスパ、喰わせ性能共に一級品。
中空ボディの絶妙な浮力と、ぴくぴくで発生する波動がGOOD。
ラバーが抜けやすいのがウィークポイント。

レインズ「インセクター」
全長 | 約 40mm |
入数 | 5本入り |
自重 | 2.0g |
味・臭い | えびフレーバー |
定価 | 690円(税抜) |
レインズ インセクター。これも定番品ですね★
レインズのワームはどれもハイコスパですが、インセクターも例に漏れずお安いです。
レインズのマテリアルの特徴である、味、臭いはそのままに高浮力素材となっています。
レインズ「デカセクター」
全長 | 約 50mm |
入数 | 4本入り |
自重 | 4.0g |
味・臭い | えびフレーバー |
定価 | 690円(税抜) |
兄貴分のレインズデカセクター – Reins Dekasectorもあります。
ベイトフィネスでも投げれちゃいますね♪
メガバス パラバグ
全長 | 4.5cm |
入数 | 3個入り |
自重 | 2.6g |
定価 | 940円(税抜) |
メガバスのパラバグ。個人的に可愛くて好きですw
ふんだんに装着された「フェザー」が最大の特徴。「フェザー」を持った虫系はあまり他にありません。
カップ形状のマウス部分でちょっとしたスプラッシュを発生することもできます。
エラストマー素材なんで、くれぐれも他のワームと一緒に保存しないように気を付けてください。デロデロに溶けちゃいます。(経験済み)
O.S.P オリカネ虫 & オリカネ虫ダディ
全長 | 3.4cm |
入数 | 3個入り |
自重 | 2.8g |
定価 | 920円(税抜) |

全長 | 41.5mm |
入数 | 2個入り |
自重 | 4.5g |
定価 | 920円(税抜) |
O.S.Pプロスタッフ、オリキンこと折金一樹氏入魂の虫ワーム。
ガードの固さが絶妙で、枝をスッと抜けてきてくれるんですよね。チョウチン釣りをした後、回収する際に非常に捗ります。
あとヘッド部分がかなり頑丈で、ガツガツぶつけても無事に帰ってきてくれるのも美点。
おすすめはヘッド部分に「チャート塗料」が施されている、視認性の良いカラーです。
IMAKATSU 三原虫

全長 | 約5センチ |
入数 | 5個入り |
定価 | 850円(税抜) |
IMAKATSUからは三原虫。ジャパンスーパーバスクラシック2015覇者、若き才能、三原直之プロのシークレットワーム。
ちょっとグロテスクな感じで、多足系の昆虫をイミテートしたと思いきや、実は「エビ」がデザインソース。
岸際でエビを偏食しているグルメバスをターゲットに開発。IMAKATSUの説明文によると、「虫型海老系」というジャンルとの事。
霞水系などで、岸際でエビを偏食している個体を見かけますが、そんな個体を狙い撃ちするのにベストマッチ。
ストック状態で、沈む系の虫ワームです。
イッセイ「ビビビ蟲」
全長 | 1.8in |
入数 | 6個入り |
定価 | 680円(税抜) |
村上晴彦氏率いる「issei」からは、「ビビビ蟲(ビビビチュウ)」。水生昆虫“ヤゴ”がイメージソース。
マスバリちょんがけ用第1ヘッド、フラット形状の第2ヘッドと’頭’を二つ持つ特徴的な意匠。
第一ヘッド部分を取り去ることにより第2ヘッドでの「スプラッシュ」を発生。
また、スポンジ素材の浮力体が付属しており、微妙な浮力調整も可能。
村上氏らしい、細かいアレンジが可能な楽しい「蟲」に仕上がっています。
イッセイ ポッパーワーム
全長 | 85mm |
入数 | 5個入り |
自重 | 9g |
定価 | 810円(税抜) |
isseiの虫系ワーム第2弾、ポッパーワーム。3.3in、9g。
その名の通り、ポッパーの様なスプラッシュを演出するカップ状のヘッドに3対の脚、シャッドテールを装備。
ビビビ蟲と同じく中空ボディ仕様で、浮力体を仕込む事が可能。
フィッシュアロー エアバッグバグ
全長 | 1.2/1.6/2in |
入数 | 6個入り |
定価 | 890円(税抜) |
フィッシュアローのエアバッグバグ。1.2in、1.6in、2inがラインナップされています。

形状はイモグラブにシリコンラバーを差し込んだだけのように見えますが、中空ボディになっており、虫系ワームに求められる「浮力」、「フッキング性能」、「ソフトな着水音」を実現しています。
スミス「モッサ」
全長 | 1.6in/2.2in |
入数 | 6個入り |
自重 | 約1.5g/2.6g |
定価 | 560円/610円 (税抜) |
スミスのモッサ。1.6inと2.2inのラインナップ。14本もの細い脚が特徴。非常に手間のかかる作りになっています。
釣れる「表面張力」を実現する為の意匠、との事。
別売りのフローティングヘッドを使用することにより、飛距離や操作性が向上し、さらなる戦闘力を発揮します。
スミス [ホプテーラ]
全長 | 33.5mm(後ろ脚は含まず) |
入数 | 5個入り |
定価 | 650円(税抜) |
バッタの後ろ足を再現したという、ユニークなレッグパーツが特徴のスミス「ホプテーラ」。
霞ヶ浦、利根川水系などの水郷エリアにおける、バッタやコオロギなどを模した「虫系」として開発。
また、あえてパーツを取り去ることにより甲虫/バッタ、カエルなど様々にイミテートする事が可能です。
スミス [カクータス]
全長 | 70mm(2.8inch) |
入数 | 5個入り |
定価 | 680円(税抜) |
これ毛虫じゃんw
かなりグロい系、スミス カクータス。毛虫型のインセクト系フローティングワーム。
カラー名も「白毛虫」、「黒毛虫」など毛虫感を猛烈アピール。
ジャクソン「ムシイイィィン」
全長 | 1.25インチ |
入数 | 5個入り |
定価 | 700円(税抜) |
ユニークなネーミングが楽しい、ジャクソン「ムシイイィィン」。
エグシュン氏が開発した虫系ワームで、一口サイズのセミがモチーフ。
一口サイズながらファットなボディ、無駄なパーツを排除したシンプル設計により、十分な飛距離を実現。
フックポイントを肉厚にして針モチを向上させるなど、実用性に配慮した作りが嬉しい逸品。
ジャクソン「ヤゴオオォォン」

全長 | 1.75in/2in |
入数 | 5個入り |
定価 | 700円/730円(税抜) |
こちらも楽しいネーミングのジャクソン「ヤゴオオォォン」。沈む系の虫(シンキングタイプ)ですね。
ネーミングセンスの妙と言うべきか、各社リリースされている虫系の中でも特に印象に残ります。
デザインソースは「イモラバ」。
「イモラバ」は、ゲーリーヤマモトのイモグラブにシリコンラバーをセッティングしたチューニングの総称。
亀山ダムでのシークレットチューンとしてもてはやされたメソッドで、それを市販化したのが「ヤゴオオォォン」です。
ジークラック「ムシガエル」
全長 | 全長30mm |
入数 | 4個入り |
定価 | 580円(税抜) |
ジークラックからはムシガエル。
浮力のある素材を使用することにより、非中空のソリッドボディとなっています。
それにより十分な飛距離を実現。
後方の長めの脚はカエルの脚をイミテート、ちょんちょんと動かして「ムシ」、スーッと動かして「カエル」に変化するマルチ系ムシワームです。
ガンクラフト「ビッグスパイダー」シリーズ
全長 | 8.5センチ |
入数 | 4個入り |
自重 | 約9g |
定価 | 850円(税抜) |
全長 | 5センチ |
入数 | 6個入り |
自重 | 約2.0g |
定価 | 750円(税抜) |
ガンクラフトのビッグスパイダーシリーズ。
個人的には、「ビッグスパイダーマイクロ」を撃ちゃんがダウンショットリグで使用しているイメージが強いです。
贅沢な10本足が特徴。
ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル パニックシケイダー

全長 | 40mm |
入数 | 3個入り |
自重 | 約4.0g |
定価 | 961円(税込み) |
前方に装着された、6枚羽が最大の特徴であるパニックシケイダー。
その名の通り落水してパニックを起こしたシケイダー(セミ)がモチーフ。
「羽」を主役とすることにより、レッグ(脚)パーツが主流の他社製ワームと差別化を図っています。
ソフトなエラストマー素材を採用。
ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良グモ
全長 | 40mm |
入数 | 3個入り |
自重 | 約3.0g |
定価 | 1,015円(税込み) |
ティムコの野良シリーズの中でも異色の存在感を放つ、「野良グモ」。
「クモ」を模したルアーって、この「野良グモ」と、ガンクラフトのビッグスパイダーぐらいでしょうか。レアな存在。
ティムコHPの紹介文でも、「実戦派キモカワ系ベイト」と紹介されていて和ませてくれます。
ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良ネズミ
全長 | 88mm |
入数 | 3個入り |
自重 | 約4.0g |
定価 | 1,015円(税込み) |
SNSで話題持ちきり、一世を風靡した野良ネズミ様。
ショートトゥイッチで激しいドッグウォークアクションを演出し、スレたバスもイチコロ。
喰わせのエラストマー素材で、艶めかしいアクションを発生し、バイト時の違和感も最小レベルに抑えてあります。
…忽然と店頭から姿を消し、入手困難状態に。
今年の虫系MVP有力候補。
ティムコ(TIEMCO) クリッタータックル 野良ガエル
全長 | 3.2センチ |
入数 | 3個入り |
自重 | 約3.3g |
定価 | 1,015円(税込み) |
まんまカエルな野良ガエル。野良ネズミと同じく、プ二プ二なエラストマー素材がバイト時の違和感を低減。
リアルすぎるルックスでホットケメソッドでもバイトを誘発してくれます。
ティムコ(TIEMCO) シェイキーバグ
全長 | 1.5in |
入数 | 3個入り |
自重 | 約3.3g |
定価 | 907円(税込み) |
ふんだんに装着されたラバースカートと、前後の大きめの「パドルアーム」が特徴。
こちらもエラストマー素材で成形されています。
ジャッカル(JACKALL) 活シリーズ
全長 | 30mm |
入数 | 2個入り |
自重 | 約2.2g |
定価 | 910円(税抜き) |
全長 | 60mm |
入数 | 2個入り |
自重 | 約1.5g |
定価 | 1,050円(税抜き) |
全長 | 40mm |
入数 | 2個入り |
自重 | 約3.4g |
定価 | 1,100円(税抜き) |
ジャッカルの「活(イケ)」シリーズ。
「かつむし」ではありません、「いけちゅー」ですw
ジャッカルを代表する虫系ワーム。エラストマー素材のボディに、高浮力の発泡成型フロートを内包し、シリコンスカートを装着。
3種類の異なるマテリアルから生み出されるこだわりの虫ワームです。
さらに上下が反転しないよう、片側にウェイトが組み込まれているという拘りっぷり。
これにより、意図しない方向へ反転しにくい為、虫ワーム初心者でも扱いやすく仕上がっています。
2匹入りで¥910(本体価格)とややお高いですが、作りからすると妥当な金額です。
「イケチュー」、「イケトンボ」、「イケゼミ」、「イケガエル」の4本立て。
ジャッカル 直とんぼ
全長 | 60mm |
入数 | 2個入り |
自重 | 約2.3g |
定価 | 1,050円(税抜き) |
ジャッカルの直とんぼ。活トンボをベースとした川口直人プロシグネイチャーモデル。
ハードプラグと同じ素材の「ABS樹脂製インナーコア」を装備し、キャスト性能をUPさせた入魂の逸品。
イマカツ「風神スパイダー」

イマカツの風神スパイダー。
定番で良く釣れる虫系ワームとして長年君臨しています。
上写真の浮いている様子を見ればそれも納得ですね。
人間の目から見ても、本物の虫が浮いているような超リアルな「表面張力」を発揮しています。
デュオ「忍虫」

一昔前に一世を風靡した、「アイバムシ」のリバイバルバージョンです。
釣れる!とかなりの名作虫ワームでしたが、惜しまれながらも廃版に。
現代によみがえった「アイバムシ」は、「ニンムシ」へと名前を変え、たちまち人気虫系ルアーの仲間入りを果たしました。
deps ケロムシ

強い「漢の釣り」がメインのdepsから初の虫系ワーム、「ケロムシ」。
らしくない!?アイテムですが、4本の大き目なレッグパーツにより移動距離を抑えた誘いが可能。
モチモチしたdepsマテリアルと、細かいパーツの無いシンプル形状で、壊れにくく長持ちするのも美点。
着水後、ちょっとだけ沈んでから、ゆっくりと浮くような浮力の設定が絶妙。
さすがは老舗のルアーメーカーだけあって、ツボを押さえた作りになっています。
まとめ
どの虫系ワームも各社創意工夫を凝らしてリリースされたものばかりです。
「使い分け」はなかなか難しいと思いますが、自分なりのお気に入り、すなわち「マイコンフィデンス」が見つかると良さそうです。
私の場合は「青木虫」と「オリカネ虫」です!
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
「虫パターン」で釣るコツ★
