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相模湖の歴史
相模湖には、湖底に勝瀬村という集落が眠っています。
上の地図の緑色の丸の部分にあたります。
甲州方面からの生産物の集散地として栄えていました。
しかし第二次世界大戦中、京浜工業地帯へ水を供給する為、河水統制事業の一環として、神奈川県議会が相模川ダム建設を可決しました。
これで勝瀬集落は湖底に沈むことになりました。
当時は戦時中ということもあり、かなり強引に、移転を迫られたようで、当時の村人たちはどんな想いで移転をしたのでしょうか。
神奈川県海老名市に「勝瀬」という地名がありますが、こちらは、勝瀬村からの移転した人々が、故郷を偲んで名づけた地名です。
ニュースワン丸の勝瀬観光株式会社は、この勝瀬村出身者が多いそう。
しめ縄
相模湖名物のしめ縄をご紹介。
相模湖の南岸に位置する、巨大なしめ縄。
写真だとその大きさが伝わりにくいですが、長さ30mほど。
これは、湖底にある「道祖神神社」のしめ縄。
勝瀬村が湖底に沈むときに、神社も一緒に沈んでしまったのですが、そのご利益をなんらかの形で残したいとの願いから、神社の跡地の上部であるこの場所に、大きなしめ縄が祀られました。
1964東京オリンピックの会場
コレは、相模湖本湖にある島。そこに謎の廃墟があります。
今回、遊覧船など相模湖についていろいろ調べていると、こいつの正体がわかりました。
1964年の東京オリンピック開催時に建設された、カヌー協議用の審判搭だそう。
相模湖は、湖上を斜めに使ったコ-スを常設で設置、国際規格のレースを開催可能だそうです。
相模湖が東京オリンピックの開催会場になっていたことも驚きです。
そういえば大学生がよくカヌーの練習をしています。
そんな歴史があったんですね。
まとめ
たまにはポイントめぐりのつもりで、遊覧船にでも乗ってみると、新しい発見などがあるかもしれません!?
なお、今シーズン相模湖ではワカサギ釣りが絶好調だそう。
オフシーズンの癒しとして、ワカサギ釣りや、遊覧船観光を嗜むのもまた一興ではないでしょうか。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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