[シマノ]’17アルテグラ。ストラディックとお悩みの場合の処方箋。

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廉価モデルながら、クイックレスポンスシリーズの下端を担う役割としてその存在意義を発揮していたのが’12アルテグラです。

 

 

目次

シマノ[SHIMANO] ’16ナスキーとの違い

 

さて、ここからは’17アルテグラ購入検討の際に迷う、’16ナスキーと、’15ストラディックとの違いをまとめます。

’16ナスキーとの違い

・ベアリング数(S-ARB)

・軽量番手の自重(C2000S同士の比較。’17アルテグラは190g、’16ナスキーは220g)

・ハンドルが’17アルテグラはねじ込み式、’16ナスキーは共回り式。

目立つのはそんなところ。ほかにも各部の精度などが違う可能性もあります。

’16ナスキーと似ちゃった

旧モデルはナスキーとは明確に違う立ち位置を持つ尖ったリールでした。

しかし今回の’17アルテグラは、モデルチェンジを経て、’16ナスキーに極めて近いリールになってしまいました。

どこで選ぶ?

この2機種から選択するときのポイントは、ナスキーの「共回りハンドル」が許せるかどうか、という点。

「共回りハンドル」のリールは、長く使用するとハンドルのガタツキが出やすいです。

 

それから、大きく差のつく自重を考慮します。感度や疲れの軽減に、自重の違いはかなり効いてきます。

 

さらに、’17アルテグラでは、S-ARB(防錆ベアリング)がラインローラーに搭載されているため、ソルトで使用する場合、’17アルテグラを選択するのがベター。

 

シマノ[SHIMANO] ’15ストラディックとの違い

 

お次は、’15ストラディックとの違い。

’17アルテグラと、’15ストラディックとの違い

・ワンピースベール

・HAGANEボディ

です。どちらもストラディックのみ搭載。

ワンピースベール

ワンピースベールは、上述した、一体成型のベール。

「HAGANE」コンセプト

ストラディックの最大のウリは、金属ボディを採用し、「HAGANE」コンセプトによる設計思想であるということです。(アルテグラは樹脂)

HAGANEギア(アルミ合金製)、HAGANEボディ(アルミハイブリッドボディ)を採用し、高い剛性感や耐久性、シルキーな巻き心地などを実現。

 

「HAGANE」思想は、ここ近年のSHIMANO製リールの最大のセールスポイントであり、それらを完全に実装しているのが、スタンダードスピニングであるストラディックという訳です。

「HAGANE」思想の恩恵を余すことなく享受したい場合、「ストラディック」をチョイスするのがベター。

ルックスはGOOD

見た目はなかなか精悍で、カッコイイだけに惜しいリールです…

ちなみに余談ですが、ベールはストラディックのモノを移植してワンピースベール化も出来るようです。

ただし部品代を考えると最初からストラディックを購入したほうが良い、ってなりますw

あとはフルベアリング化したりと、カスタムの幅の広さという点では、廉価機ならではの楽しみ方もありますネ(*‘∀‘)

17アルテグラ用 ハンドルノブ2BB仕様チューニングキット (+2BB)

17アルテグラ対応ベアリング

まとめ

’17アルテグラは、旧来の尖った個性を失い、その存在意義を失ってしまいました。

もちろん、’12アルテグラから5年経っている事や、コアソリッドシリーズへの設計変更により、巻き心地や、剛性は1クラス上に進化しているはずですが…

私ならちょっと頑張ってストラディックを購入します。

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

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