『コンプレックスCI4+ [COMPLEX CI4+] 』の後継機として、リリースされた話題のリール『ストラディックCI4+[STRADIC CI4+] 』。
2500HGSを入手しましたので使用感や特徴などをまとめました。
ここ近年の釣行を思い返してみると、結局、スピニングタックルを持っている時間が最も長く、釣果も多い。
もちろんベイトタックルも使っているし釣果も上がってはいるのですが、関東一円のハイプレッシャーフィールドにおいては、スピニングタックルの出番が自ずと増えることも確か。
そこで、最も多くの魚とやりとりをするスピニングリールを少し良いモノにすれば、より快適なバス釣りライフが楽しめるのではないか。
そんな風に考えているときにタイミング良く16 ストラディックCI4+[STRADIC CI4+]が発売されました。
これは買うしかない!ってことで早速2500HGSを購入し、1ヵ月ほど使用しましたので使用感などをお伝えしたいと思います。
目次
軽快な使用感
まず、使ってみて感じるのはとにかく軽いこと。
ノーマルのストラディックと比較すると、2500HGS同士で比較すると45gもの軽量化を実現しているわけですから、CI4+素材の恩恵はかなりのものです。
参考までに良く比較されるであろうリールとの重量比較
シマノ ストラディックCI4+ 2500HGS | 185g |
シマノ ストラディック2500HGS | 230g |
シマノ ヴァンキッシュ2500HGS | 180g |
ダイワ 15ルビアス 2004H | 185g |
ダイワ 15ルビアス 2506H | 200g |
ダイワ 16イグジスト 2003F-H | 175g |
ダイワ 16イグジスト 2505F-H | 190g |
実際、数値的にも軽いのですが重心のバランスが非常に良く考えられており、2500番台でも2000番台並に持ち重り感が少ない印象です。
ボディの剛性感も良い。
巻き心地
巻き心地は、ぬめぬめしていてウルトラスムース。心地よいです。
HAGANEギアの恩恵でしょうか。
ハイギヤはやや巻き始めは重たい感触ですが、これはハイギヤリール全般に言えることですね。
重たい感触はしますが、これは決して不快な感触、安っぽい感触ではありません。
巻き心地の感触だけでいったら上位機種と遜色ない感覚を実現していると思います。
優等生的な性能で、トータルバランスにとても優れたリールでまったくネガな部分が見当たりません。
この価格帯で、これほどまでに出来の良いリールが有るなんて、とても良い時代ですね。
どうでも良い部分?
これはストラディックに限った話なのかどうかわからないですが、一点非常に気になった点。
スプールについているラインキーパーの下に、白い部品がついているんですが、(写真参照)この白い部品は取っちゃダメみたいです。
購入時にハンドルについているカバーと同じ白い樹脂素材で出来ているので、ラインキーパーを保護する?部品で、使用前に外すものかと思いました。
こんな風に考えるの私だけ?
なんか取ってから使用するモノに思えてしょうがないです。
まあ場所的に外しようがない部品ですが、この白い樹脂素材は紛らわしいのでやめてほしかったですね。
デザイン的にも浮いた存在となっています。
デザイン
全体的な質感は上々で、カッコいいデザインにまとまっているかと思います。
落ち着いた深いグレーと明るすぎないレッドで構成されたカラーもナイス。
スプールの斜めに入った切削加工のラインなども最近のデザイントレンドを洩れなく踏襲しているのではないでしょうか。
ただ、ドラグノブのデザインが子供っぽいというか、いまいちな感じですかね。
機能以上の装飾というか余計な装飾に感じられます。
もっとシンプルなデザインで良いのに。

ドラグ性能
ドラグ性能は可もなく、不可もなく。出はスムースでキチンと仕事してくれます。
音質は、「キンキンキン…」と高音系です。
音量は控えめで、耳障りな音質ではないのでドラグ音で変に主張することはないでしょう。
まとめ
とここまで褒めちぎりましたが実際にウィークポイントが少なく、非常にまとまった素晴らしいプロダクトだと言えると思います。
とにかく実釣性能に全く不足なし。
デザインが気に入れば買い、なんじゃないでしょうか。
↓半年使用しました。長期インプレ★
※追記
『ストラディックCI4+[STRADIC CI4+]』は、『コンプレックスCI4+ [COMPLEX CI4+] 』の後継ではなく、『レアニウムCI4+』の後継機種でした。
失礼しました。
’17コンプレックスCI4+がリリースされます★
・『ストラディックCI4+』
・『コンプレックスCI4+』
・『レアニウムCI4+』
の関係について、より詳しく記述しています。
よろしければどうぞ★
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
