仮に「スプールの回転性能が重量で決まる」と考えれば、メタニウムMGLと遜色ないレベルということを表しています。
しかし、100番サイズのラインキャパシティが足かせとなり、70番サイズのメタニウムと同様、というレベルまでは到達していません。
目次
上位機種と遜色があるポイント:カッチリ感
巻いたとき、パーミングしたとき、あるいはクラッチを切ったとき…
そういったあらゆる操作時に、全体から受けるカッチリ感、精緻感については、どうしても上位機種との差はあります。
X-SHIP、マイクロモジュールギア未搭載
そのあたりの差は、X-SHIPやマイクロモジュールギアといった技術が未搭載、というところで差が出ているのかもしれませんね。
樹脂ボディは、本当に剛性が低いのか。
カシータスMGLは、ボディ素材が樹脂製となっています。
アルミやマグネシウムといった金属ボディを持つリールと比べて、剛性が低い…というのが一般的なイメージです。
とはいえ、リールを通常使用する際に必要な剛性は、メーカーで設計時に確保して、樹脂だからといってたわんだりしないぞ、なんて話もあります。
ただ個人的には、やっぱり使用感は同じでは無い、と思います。どうしても樹脂リールの方がしなやか?な気がします。(気のせいかもしれませんが。)
通常使用の範囲なら問題なし。
とはいえ、ゴリゴリにタフネスな使い方をしなければ、全く問題なく、むしろイイリールです。
MとかMHぐらいのロッドに載せて、10g~20gぐらいのルアーをシュウィーンと投げて、巻いて、みたいなベイトリールでの中核的な釣りをする分には、全く問題ありません。
良いリールですよ。少なくとも、買って後悔するようなモノでは決してないです。
まとめ
あれこれ文句言いましたが、1万5千円という事を考えれば、かなり満足感は高いと思います。
以上、シマノ ’16 カシータスMGLのインプレでした。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
カシータスMGLにいろんなカスタムハンドルを装着しました
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