目次
カスタム内容
それぞれ自重を測りました。ちょっとカスタムを施しているので参考程度です。
圧倒的にメタニウムMGLが軽い。公称175gなので、+20gはZPIイナーシャカーボンハンドルの自重。
バンタムMGLの公称値は215g。ほぼ公称通り。
ノーマル状態であればもっと差が開く。少なく見積もっても40gもの差です。
合わせるロッドで決める
もちろん、軽けりゃイイってもんじゃなく、ロッドと合わせたときのタックルバランスが最も重要。
可能であれば購入予定のロッドと合わせてみるのがお勧め。
感度や軽量化を重視したパキパキのロッドならメタニウムMGL。
一方で、もちもちのMHクラスのグラスロッドならバンタムMGLの方が圧倒的にバランスが良い、なんてことが結構あります。
使うラインで決める
メタニウムMGLの70番サイズのスプールは、キャストフィールは非常に秀逸ですが、ラインキャパが少なく感じる事もあります。
目安として、18lb以上の太糸を巻いて、重たいルアーをかっ飛ばすような太糸使用は絶対バンタムMGLです。
ボディ剛性で決める
剛性感や巻き取りトルクはバンタムMGLが上回っています。
コアソリッドボディと呼ばれる、アルミ削り出しで継ぎ目が少ない、剛性感が高いボディがバンタムMGLの最大の特徴だからです。
レベルワインド回りやB側サイドプレートがボディと一体で、高い剛性感を誇ります。(メタニウムMGLは別体)
これはスポーツカーのクーペか、オープンなのか、という違いに似ているかと。オープンカーは屋根がない分、ボディ剛性が低いと言われていますよね。
特に引き抵抗の大きい、マグナムクランクなどを引く際には顕著に違いが感じられます。
ルアーの重さで決める
メインで扱うルアーの重さがどのぐらいなのか、という点を十分考慮します。
3/8oz前後の小さいルアーをビシバシ小気味よくキャストする、という場合はメタニウムMGL。
1/2oz以上の巻き抵抗の大きいルアーがメインの場合は、バンタムMGL。
ワーミングや軽量ハードルアー主体ならメタニウムMGL
感度が必要なワームの釣りや、3/8ozぐらいのハードルアーが主体であれば、メタニウムMGLをおススメします。
巻きモノ主体ならバンタム
両者の自重の差は、おもにメインギアの素材によるところが大きい。
メタニウムMGLは軽さに特化したジュラルミン製のメインギア。
一方でバンタムMGLは巻き心地や耐久性に優れた真鍮製のメインギア。
しっとりとした巻きのフィーリングはバンタムMGLの真鍮ギアが一歩リードしています。巻物主体ならバンタムMGLです。
まとめ
以上、’16メタニウムMGLと’18バンタムMGLの選び方でした。
両者で迷っている方になんらかの参考になれば幸いです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
- 1
- 2