目次
デメリット
巻き心地はまあまあ
巻き心地に関しては、さほど良くはない印象です。
かといって変なノイズがあるとか、そういったことはなく、必要にして十分な巻き心地レベルではあります。
値段相応といいますか、期待以上のヌルヌル感は得られない、といった感じ。
スタードラグが非常にチープ
スタードラグが、ワンランク下のグレードのリールの純正品を使っているかのような安っぽさです。
というか実際に、’19TATULAとほぼ同様の質感となっています。
せっかく全体の質感は良いのに、とても勿体無いですね。
ボールベアリングへのアクセス性が悪い
ダイワリール全般に言えることなのですが、A側サイドプレートのボールベアリングへのアクセス性が悪い。
メカブレーキキャップを外しても、「フタ」がされており、スプール軸ボールベアリングが簡単には取り外せない構造になっています。
これは如何なものか…
交換するには、ハンドルを外してA側サイドプレートを外す必要があります。
アフターマーケットのベアリングに交換したい場合、非常に不便ですし、整備性が悪いというのはどうなんでしょうか…
個人的にかなりがっかりなポイントですね。
サイドプレートは樹脂製
サイドプレートは樹脂製です。
フルアルミを期待したユーザーにとっては少しがっかりなポイント。
しかし、個人的には、がっしりとした使用感があり、十分に剛性感を感じることが出来ます。
TATULA SV TW、非常に良いリールです。
価格帯、ラインキャパ、ちょうど良いツボを抑えたリールですよね。
シマノでいう70番サイズのラインキャパなので、フロロやナイロンを下巻きなしで無遠慮に巻きつけたとしても、スプール自重が軽く仕上がります。
結果的に、誰でも気持ちいいキャストフィールを味わえる。それでいてお値段は2万円ちょい。
シマノには、ちょうど良いライバル関係のリールが存在しないんですよね。
同じラインキャパの’16メタニウムMGLは少し高いですし、かといって同じぐらいの値段の’19スコーピオンMGLはラインキャパがっつりの150番スプールだし…
シマノもこういう立ち位置のリール出した方がいいと思うのです。
あ、’16スコーピオンあたりが70番の32mm径スプールでガチライバルなのかなあ。
でも’16スコーピオンは非MGLスプールなのでちょっと分が悪いかも..
おすすめカスタムパーツ:ブレーキダイヤルスクリュー
ダイワリールは、ブレーキ側のサイドプレートを外すのに、ブレーキダイヤルスクリューを回して外します。
だいたい、一円玉とか十円玉で回す方が多いと思います。
しかし、純正のブレーキダイヤルスクリューが、溝が非常に浅いため、コインがハマりにくくてめっちゃ外しにくい。
というわけで、純正よりも深い溝が切られたヘッジホッグスタジオのブレーキダイヤルスクリューがおすすめです。
一円玉がきっちり入り込む溝が切ってあって、非常に開けやすいです。
また、アルミアルマイト素材で、ちょっとしたワンポイントのドレスアップにもなります。
取り付けがやや難しいのですが、お値段もお安いので初めてのカスタムにいかがでしょうか。
まとめ
以上、’17 TATULA SV TWのインプレでした。
安定性重視の良いリールです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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