’19アンタレス インプレ。正しいハードベイト番長は、ブレーキ設定がピーキー?

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しかしナローなMGLⅢスプールがもたらす極上のキャストフィールだけは、アンタレスのみの特権。

同じMGLスプールですが、きっちり差別化してあります。

 

あらためて、バンタムMGLのキャストフィールの粗さを痛感しました。

(価格を考えるとかなり健闘していますが。)

目次

ハードベイトが最高に気持ちいいリール。

自重は220g。バンタムMGLは215g、メタニウムMGLは175g。

その為、感度や操作性が必要な釣りはメタニウムMGLの方が向いています。

一方で、ハードベイトを扱う場合には、キャストフィールや巻き心地が最高級なアンタレスがおススメです。

クロームボディは傷に強い

'19アンタレス HG RIGHT 分解図
 

また、フルクローム仕様のアンタレスだけの特権として、ボディ表面が強いです。置き傷が非常につきにくい。

美しいボディをいつまでも保つことが出来ます。

 

そのうえ、サムレストが別体構造(部品表の70番)で、あのいまいましい、リール上部の置き傷が付いても復活することが出来ます。

これはぜひ、他のシマノリールも同様の構造にして欲しい…

 

とはいえ、クローム仕様の外装は部品代も高くて、4600円もしますが(笑)

気になった点

ここからはちょっと気になったポイントです。

ハンドルの色が不思議

'19アンタレス HG RIGHT 純正ハンドル
 

ハンドルの色が、ディープグリーンメタリック的な感じ。(私の目には、超濃いグリーンに見えます)

高級感はあるのですが、ちょっとオヤジっぽい?初代ウィンダムのダークグリーンマイカを思い出しました。

最後のひと伸び感、はない

独特のキャストフィールであるには違いないのですが、12アンタレスのときのような最後のひと伸び感、は無くなりました。

ナロースプールのせい?クラッチ操作時やサミング時に違和感。

'19アンタレス HG RIGHT クラッチ

 

ナロースプールという事で、サミングしたとき、親指の居場所が狭い感じがしました。

そして、赤丸部分が結構もっこりしてるので、指に当たります。

ブレーキ設定がピーキー?

'19アンタレス HG RIGHT ブレーキ設定

 

ブレーキ設定がやたら繊細で、思った通りの設定にし難いという噂が流れています。

メカニカルブレーキをいわゆるゼロポジション(スプールの左右のガタツキが丁度なくなる位置)にすると、どうSVSブレーキを設定してもバックラッシュが多発する、というもの。

 

ちなみに、私の個体は、メカブレーキをゼロポジションで、SVSブレーキブロックは4つON、あとは外部ダイアルで調整。

というごく普通のセッティングで問題なしでした。

 

しかし、実はちょっとしたコツがあるようです。

あまりにブレーキ設定がピーキーな場合、メカニカルブレーキはややキツメに設定すると調整しやすくなった、というユーザーがとても多いようです。

スプール痩せが激しい

'19アンタレス HG RIGHT スプール痩せ
 

極上のキャストフィール、と良いことばかりに思えるナロースプールですが、実は「スプール痩せが激しい」というデメリットがあります。

 

ロングキャスト時に、ラインの量がごっそり減ってしまうということです。

同じラインキャパで、スプール幅が22mmの’16メタニウムMGLなどと比べて、顕著です。

 

(スプールが痩せてしまうと、巻き取り長の低下が起こります。)

カスタム計画

’19アンタレス フルクローム仕様

'19アンタレス HG RIGHT フルクローム仕様
 

 

早速、’19アンタレスをカスタムしました。純正ですでにカッコよく、カスタムが難しいですが…

純正の渋めなディープグリーンハンドルは、切削加工の美しいLIVRE CRANK Feather 100 (クランクフェザーハンドル 100)のチタンカラーに。

ハンドルノブは、LIVRE Finoノブのクローム仕上げ。

オフセットクロームクラッチ

 

クラッチはカケヅカ製作所のオフセットクラッチ (クロームメッキ&ブランキングモデル) を装着♪

フルクローム仕様の19アンタレスが完成!超似合う。ぬるぬるでカッコよすぎるぜ。

他の社外ハンドルも装着!

その他にもいろんな社外ハンドルでカスタムしてみました。

総評:ラグジュアリースポーツセダン

'19アンタレス HG RIGHT 総評

19アンタレスとTKツイスター(笑) 高比重ワームは笑っちゃうぐらいカッ飛びます。

 

全ての作動において、圧倒的精緻感を味わえる、ラグジュアリースポーツセダンのようなリールですね。

おそらく各部品の精度の高さや、組み付けの丁寧さが効いてるのでしょう。個人でバラすと劣化させてしまう可能性が高いですw

 

高級セダンでスピードを出したとき、車が良く出来ているため速度が低く感じますが、それと似たような感覚をアンタレスで味わいました。

ロングキャスト時に、滑らかで頑張ってる感が少ないのに、しっかりと距離が出ています。

‘16アンタレスDCのインプレ

‘16アンタレスDCのインプレです。同じ「アンタレス」の名前が付きますが、’19アンタレスとは真逆の性格を持っているリールです。

まとめ

’19アンタレスは、全てのアングラーにとって最上級のバーサタイルリールに仕上がっていました。

至高のキャストフィールは、他のリールでは決して味わえません。

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

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