‘16アルデバランBFS XGのオーバーホール【後編】です。
クラッチ&レベルワインド周りの分解と、スプールベアリングの着脱方法をシェアします。
フィッシングショーネタはまだまだあるのですが、ちょっと箸休め的にアルデバランBFSの分解日記です。
目次
前回のあらすじ

前回は、ギアボックスカバーを外して、メインギア&メインギア軸を外したところまででした。
今回は、残りのクラッチ&レベルワインド周りの分解と、スプールベアリングの着脱を実施します。
クラッチ周辺の分解

まずはクラッチ周辺の部品を外していきます。
ピニオンギア、クラッチヨーク、クラッチヨークバネは引っ張ると外れます。

クラッチツメにネジがありますので外します。00番のプラスドライバーです。
このネジ要るのか??無駄に複雑化している気がします。

それからクラッチカムの固定は裏側からになっていますので、こちらも外します。

するとクラッチ回りのパーツがごっそり取れます。

ベアリングもハンドルノブキャップリムーバー
で外します。
クラッチレバー

最後にクラッチレバーを外します。クラッチレバー裏側のネジを緩めるだけです。

こんな感じで、長いドライバーでアクセスします。

クラッチ回りの分解が完了しました。
分解して清掃した後、この状態で保管しておけばネジを無くさないで済みます。
レベルワインド

最後の関所?レベルワインドを分解していきます。
レベルワインドガード

最初に、レベルワインドガードを外します。
B側のネジ一本外せば、あとは「はめ込み式」でくっついています。

左右それぞれ「はめ込み」を広げると、外れました。
力を入れ過ぎて割らないようにご注意をw
レベルワインダーとウォームシャフト

B側のEリングを外します。
こいつは狭い空間に奥まっているので、タミヤEリングセッターが使えません。
仕方なくマイナスドライバーでこじって外します。

外すと、ウォームシャフトがゆるゆるになります。

あとはレベルワインドキャップを外せば、バラバラになります。

アルデバランBFSは、ウォームシャフトピンが樹脂製なんですね。
ウォームシャフトピンの調整座金は2枚入っていました。ここは個体差があります。
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