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シマノ ’20ツインパワー4000XG インプレ
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ツインパワー 4000XG サーフ ヒラスズキ ライトショアショジギング・...
シマノの’20ツインパワー4000XGのインプレです。西伊豆でシイラ達と戯れてきました。
「半プラボディ」と呼ばれ憂き目にあっている’20ツインパワーですが、剛性不足なのでしょうか…??その実力をチェックしていきたいと思います。
SPEC
モデル | 20 ツインパワー 4000XG |
ギア比 | 6:2 |
スプール寸法(径mm/ ストロークmm) |
52/19 |
実用ドラグ力 | 6kg |
最大ドラグ力 | 11kg |
最大巻上長 | 101cm |
ライン キャパシティ |
ナイロン(号-m)3.5-170、4-150、5-125 フロロ(号-m)3-190、4-145、5-115 PE 1-490、1.5-320、2-240 |
リール重量 | 260g |
ハンドル長 | 57mm |
ベアリング ボール/ローラー |
9/1 |
4000XDという番手は、4000番ボディ+4000番系スプール+4000番ローター仕様。
ギア比はXG=エキストラハイギア仕様で、ジギングのラインスラックを素早く回収するためです。
サーフをやるならまずこのモデル。ハンドル1回転1mの巻き上げスピードからくる圧倒的なラインスラック回収能力で、大きな波にルアーを大きく手前に押された時や、横風でラインを大きく流された場合もタイムロスなくルアーを瞬時にアクション可能。ヒラスズキにも最適です。
[参考対象魚・釣種] サーフ、ヒラスズキ、ライトショアショジギング、ライトショアキャスティング など
公式の説明ですね。
LSJ(ライトショアジギング)で使用
海のオカッパリである「ライトショアジギング」で使用してきました。9ft〜10ftのロングロッドで20g〜60g程度のジグを遠投し、青物などを狙う釣りです。
ロッドはジャッカルの「JACKALL BRS-S96M-SJ」を合わせています。9.6ftのロングロッドで、サーフ、堤防などショア(岸)からの釣りに幅広く対応します。
ラインセッティング
ラインはPE1.5号(ソルティガデュラセンサー8+Si2)を300mほど巻きつけた状態。リーダーはVARIVAS(バリバス) ショックリーダー フロロカーボン20lbです。ソルトフィッシングでは比較的ライト目なラインセッティング。
LSJ(ライトショアジギング)では広い海域のどこかで発生する潮目、漂流物、ナブラ、そして鳥山など沖のポイントを狙うため飛距離が大切です。そのため、やや細めのPE1.5号としました。
ディティール
ハンドル
ハンドル。ボディサイズやギア比に合わせて長めの57mm。素材はアルミニウムです。折りたたみ機構が廃止されガタつきの一切感じられないしっかりした作りです。
ハンドルノブはT型ですね。親指でホールドしても良いし、人差し指と中指でホールドしてもOKな形状です。指が疲れた時に2通りの握り方が出来るノブは助かります。
ドラグノブ
ドラグノブは樹脂製。正直言ってかなりチープです。とは言っても、実はステラ以外のスピニングリールは全て樹脂製ドラグノブです。
それでも、実売3万5千円ぐらいするリールですのでもう少し頑張って欲しかったところ。「樹脂むき出し感」が強く、例えばヴァンキッシュのドラグノブは塗装がされていてもう少し高級感があります。
一方で、使用感については特に問題はなく、小気味好く操作することが可能でした。
ローター
ローター素材はアルミニウム。’15ツインパワーは樹脂製でした。この「金属ローター化」はシマノが’20ツインパワーのウリにしているポイントです。
‘18ステラの設計思想を受け継いだリールでして、ステラとほぼ同様のローターを搭載しています。ステラを筆頭とする「コアソリッドシリーズ」の2番目のモデルということで、ローターの回転感覚はしっとりと重厚な感覚です。
スプール
ステラのみに搭載されていた「ロングストロークスプール」を搭載。40gのジグを1.5号のPEで遠投したところ、80m〜90m程度は軽く飛びます。(PEラインの色分けで確認)素人がキャストしてもスプールからラインが放出される際の「抜け感」が気持ち良いと感じました。
ラインクリップはシマノリール共通のモノです。可もなく不可もなく、という使用感ですね。
切削加工は斜めでちょっと派手。ヤング向けのデザインです。とはいえ全体のデザインが落ち着いた雰囲気なのでそこまで派手という訳ではないですが..
ボディ
ボディはガンメタ。ほんの少しラメが入っています。
ボディ外側に露出しているネジは、最下部のカバーを止める箇所に1つ。
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