2017年のダイワ新製品である、セオリー。’14カルディアと、’15ルビアスの間という立ち位置でのリリースです。
シマノのストラディックCi4+が販売好調な為に、対抗馬としてリリースか?
そんなセオリーの特徴をまとめると共に、改めてシマノ、ダイワどちらが優れているか考察します。
目次
ダイワリールの苦い思い出
個人的なダイワリール歴としては、以前、T3 MXを使用していました。
(DAIWAのスピニングリールの新製品、「セオリー」を紹介する記事なのに、DAIWAのベイトリールを引き合いに出すことをお許しくださいw)
初期の「TWS(Tウイング
しかしこの初期の「TWS(Tウイング
持病発生
キャスト時は、レベルワインダーのティー字の上、リトリーブ時はティー字の下をラインが通る仕組みです。2年ほど使用したあるときから、リトリーブ時に、ティーの下にラインが落ちなくなる不具合が発生。
DAIWAへ送付したところ、レベルワインダー無償交換で、直りましたが…
この一件で、自分の中でダイワリールへの気持ちが無くなってしまいました。
T3シリーズ共通の不具合
ちなみに、この持病、T3MXだけではなく、友人のT3 AIRにも同様の症状が発生していました。
レベルワインドの交換で治ったので、現在店頭に並んでいるT3系のレベルワインドは対策後のものになっているハズ。
なので大丈夫だとは思いますが、T3系リールを購入予定の場合は、良く情報収集をしてから購入することをオススメします。
マグブレーキ
あとはマグブレーキのフィーリングが少し苦手でした。
好みはありますが、どこまで緩めても失速感を完全にぬぐい切ることが出来ず、それが肌に合いませんでした。
(個人的な感覚ですが)
ベイトリールはSHIMANO。
上述した通り、DAIWAのベイトリールは私のフィーリングには合いませんでした。(T3MXだけでなく、SS SV,T3 AIRなども触りました)
という訳で、遠心ブレーキのフィーリング、巻きの質感などから、ベイトリールについてはすっかりシマノ派になってしまいました。
スピニングリールは?
ところが、DAIWANのスピニングリールに関しては、SHIMANOと同等かそれ以上の質感を持っています。
さらに、巻出しの軽さはDAIWAの方が一歩上手。
エリアトラウトではDAIWA派多数
トラウトの繊細なアタリをより多く検知する為、巻きの軽さが最重視される、エリアトラウトのトーナメント戦。
多くのトップトーナメンター達が、ステラではなく、イグジストを使用。巻出しの軽さはダイワが優れていることが証明されています。
(少し前はそんな感じでした。今、違ったらゴメンなさい)
そんなダイワスピニングの良さに惚れ込み、これまで、’12ルビアス、’14カルディアと使用してきたので、今回リリースされる、セオリーはとても気になる存在です。
セオリーは何がすごい?
さて、やっと本題ですw新作のセオリーの凄さをまとめてみました。
イグジスト越え!軽量設計
最大のウリは、番手によってはフラッグシップモデルのイグジストよりも軽い自重。
2004 | 2506 | |
’17セオリー | 175g | 185g |
’15イグジスト | 175 | 190g |
’15ルビアス | 185g | 200g |
※イグジストの番手は、2003F‐H、2505F-H。(Fはフロロカーボンの意。イグジストの中で、バス用としてラインナップされている番手。)
軽さはリール購入時の、最もわかりやすい指標の一つなので、そこを最重要視してきた感があります。
SHIMANOのストラディックCI4+の軽量設計がウケているので、それにぶつけてきた感が満載。
参考までに、SHIMANOのストラディックCI4+のC2500HGSの自重は180g。
エアローター
そしてイグジスト譲りのZAION[ザイオン]製超軽量エアローター。
このZAION[ザイオン]素材のエアローターは、ルビアスには無いもの。(ルビアスはDS5製ローター)
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