(巻き物のスペシャリストや、ビッグベイターでは無いので)
私の釣りスキルが、「金属リールでしか得られない、高い剛性感を享受出来るレベル」に達していない、といえばそこまでなんですがw
「剛性が無い」のは、あくまで金属ボディのリールと比較すると、であって、それ単体で見れば決してヤワではありません。
「実用十分」と言えるような感覚でしょうか。
目次
耐久性も大丈夫
樹脂素材は、耐久性が悪い。との意見もありますね。
これも主観ですが、ウィークエンドでの使用であれば、全く問題ないように感じます。
ほぼ毎週釣行で、クロナークCI4+は3年ぐらい、ストラディックCI4+は1年ぐらい使い込みましたが、目立ったガタつきなどは出ていません。
(毎日使う場合は差が出てくるのかもしれませんが…)
剛性が高ければ良いのか
そもそも、剛性は高ければ高いほど良い、というものでは無いはずです。
私は昔、趣味でミニバイクのレースをやっていたのですが、ガッチガチの車体剛性を誇る、本物のレーサーよりも、市販車ベースのしなやかな剛性感を持つ車両の方がタイムが良かった事がしばしばありました。
リールとバイクでは全く次元の違う話かもしれませんが、ガチガチの剛性はビギナーにとってはかえって扱いにくいシロモノとなっている、という例です。
つまり、「適度にしなやかで軽い、扱いやすいリール」が、より良い相棒になる可能性があると思うのです。
軽さは武器。
何より軽い道具というのは、素直に扱いやすいです。軽さによる感度向上でアタリが分かりやすいですし、疲労の軽減にもつながります。
安価
あとはメタル系のリールに比べて、比較的安価なのも魅力的ですね。
積極的にCI4+は選ぶべき
普通のウィークエンドアングラー(私)が、闇雲に高い剛性感を求める、というのは意外と正しくないような気がしています。
むしろ、巻き物のスペシャリストではない場合、不必要なまでの巻き剛性を求める必要はありません。ライトユーザーがその良さを享受しやすい「CI4+」素材のリールを積極的に選ぶのも悪くないはずです。
余談
ここまでのお話は、「ただし、CI4+に限る」です。
同じ樹脂素材でも、例えば低価格モデルの「カシータス」に使われている「普通の樹脂素材」(シマノでは’高強度樹脂素材’と呼んでいますね)については、私はまだ未使用なのでわかりかねますw
ただ、最近の釣具は数年前とは比べ物にならないくらいレベルアップしているので、「普通の樹脂素材」であっても、よほどタフに扱わない限り、耐久性などの懸念は、杞憂として終わるでしょう。(たぶん)
⇨カシータスやバスライズといった樹脂系リールも使用してみましたが、必要にして充分な剛性感は得られています。
CI4+豆知識。CI4+製ハンドル
’16ヴァンキッシュの純正ハンドルが、CI4+製のハンドルとなっています。
これが「夢屋CI4+カーボンハンドル」という形で、金属製ハンドルよりも軽量化するためのチューニング部品として販売されています。
普通に金属ハンドルを採用しているストラディックCI4+やストラディック等のリールのグレードアップにいかがでしょうか。
(とはいえ、1万円超えとなかなかのお値段であります。結構高価な素材なんですね^^;)
まとめ
「レベル素人」のCI4+についての考察でしたw
その道のプロからすると鼻で笑ってしまうような内容ですが、お許しください。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
※CI4+素材って、実は複数種類があるんですね…
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