誤解を恐れずに言えば、「バーサタイル」はロッドに使う言葉ですが、リールにも使えるとしたらバーサタイルなリール。
X-SHIPと呼ばれる、高精細ギア搭載。
自重は、20lb-100ｍの大型ボディであることと、剛性を優先している為かやや重めの210g。
クラドのみ、ギア比5.5のローギヤ仕様のモデル有り。
重量級巻物などを扱いたいなら迷わずクラド。
車で例えるならば、車重を多少犠牲にしても、安定感抜群の4WDシステムを搭載し、タフネスなエンジンを搭載したランサーエボリューションのような存在。
| 自重 | 210g |
| スプール径 | 34mm |
| ベアリング | 3/2/1（S A-RB/ボール/ローラー ） |
| ブレーキ | SVS∞（インフィニティ） |
| 価格 | 25,000円（税抜） |
目次
カシータス
シマノ カシータス
出典:SHIMANO
3つの中では唯一の樹脂素材、ベアリングは4個。
100番台で、ラインキャパが12lb-120m。
最大のウリは、ハイエンドモデル、メタ二ウムMGLと同等のMGLスプール（マグナムライトスプール）を採用。
スプール径は34mm。
その結果、スコーピオン、クラドと比較すると軽量ルアーのキャストのしやすさはNo1。
ただしロッドに載せたときの、佇まい、仕上げの質感は少し落ちるカンジ。
デザインも好みが分かれる上部に向かって尖ったようなフォルム。
エントリーモデルながら、MGLスプールというハイエンドリールにも採用されている最新の軽量スプール機構をウリにして、上位モデルにない尖った魅力を持たせた、そんなリール。
単に安かろう悪かろうの廉価モデルではなく、スコーピオン、クラドとは違った方向性を狙った立ち位置にすることで存在意義を持たせた、そんなモデルに仕上がっています。
車で例えると、安価な普通のコンパクトカーにギンギンにチューニングしたエンジンを搭載した、シビック TYPE Rのような存在。
| 自重 | 190g |
| スプール径 | 34mm |
| ベアリング | 2/2/1 ⁽S A-RB/ボール/ローラー） |
| ブレーキ | SVS∞（インフィニティ） |
| 価格 | 21,000円（税抜） |
まとめ
以上、スコーピオン、クラド、カシータススペックまとめでした。
価格差もありますが、それぞれのリールの立ち位置、狙いが違うので、用途に応じてリールを選ぶことが出来れば良さそうです。
ikahime的リール記事はこちら★
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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