MMギアは巻き心地が劣化しやすいという欠点もかかえていますので、ノーメンテ派には非MMギアもありだったりしますが。
スコーピオンMGLのMMギアと比べてみたところ、実は見た目上にはそこまでの差はないです(笑)
でも、やっぱり巻き心地はなんとなくワンランク違うような気はします。
目次
コストダウン部分の影響
この辺りのコストダウンが、全体の質感の良し悪しに影響を及ぼしていると思われます。
それでも、割とスムーズネスではあります。上級機と比べれば、という話です。
「コストダウンしても良さげなところだけをうまくコストダウンしたようなリール」だと思います。
ネガを感じにくい設計といいますか、妙味です。
’16カシータスMGLより良い??
ほぼ同じ価格帯の、’16カシータスMGLと比較した場合、どうでしょうか。カシータスMGLも価格を考えると十分健闘している、良いリールです。
しかし、SLXはアルミ製のHAGANEボディで剛性感も高く、キャストフィールも勝っているように感じました。
両者で迷った場合は、SLXをお勧めします。
買いです
総合的に見たら、とても良いリールです。迷ってたら買っちゃって損はないでしょう。
スコーピオンMGLと合体したリールが欲しいです
個人的には、SLX MGLと、スコーピオンMGLが合体したようなリールが欲しいです。
真鍮製MMギア、32mm径MGLスプール、アルミボディ、X-SHIP、HAGANEボディ。それでいて2万円ちょい、みたいなw
メタニウムやバンタムの立場が危うくなるので、あえてやらないと言うことなんでしょうけど…
デメリット
少し巻重り感がある
ハンドル長が、XG(エクストラハイギア)仕様でも、84㎜と少し短めの設定です。
参考までに、メタニウムMGLはXGのみ96㎜、バンタムMGLはXGのみ90㎜のロングハンドルを採用しています。(他のギア比は84㎜)
おそらく、ギア比ごとにハンドル長を変えるとコスト増になるので、廉価リールであるSLXは全ギア比共通としている。
その為、やや巻重り感があります。
私は、少し気になったので、IOSファクトリーのダブルハンドル オフセット90mmで、ロングハンドル化をしています。
その他いろんなカスタムをしたので、こちらも見てってネ!
ブレーキダイヤルがクソ硬い
個体差なのか?ブレーキダイヤルがめっちゃ硬くて、指が痛いっす。
ブルーがロッドを選ぶ
ブルーの差し色は、合わせるロッドを選びます。
ゾディアスには合わないですよね。しかし、こちらもカスタムで解消可能です!
特徴的なクラッチレバー
’19スコーピオンも同様ですが、左右対象型のクラッチレバー。
今後、シマノの下位グレードのクラッチレバーはこれになってしまうのでしょうか?
割とすぐに慣れるといえば、それまでですが、バンタムやメタニウムの普通のクラッチレバーの方が好みではあります。
半年レビュー
SLX MGLを購入し、半年ほど経過しました。
ある程度使い込んで見えてきたポイントをまとめました。
まとめ
以上、シマノ ’19SLX MGLのインプレでした。
1万6千円でここまで来たか。と感じられる、良いリールです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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