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DRT バリアルハンドル 87mm インプレ
DRTのバリアルハンドル 87mmのインプレです。
87mmのショートレングス
バリアルハンドルのラインナップは以下。
- 87mm
- 95mm
- 100mm
- 117mm
その中でも最短の87mmのモデルです。短いとはいえ、純正ハンドルと比較すればやや長めのレングスですね。
ディティール
横から
横から見た図。超々ジュラルミン製の肉厚なハンドルです。
カラーはブラックアルマイトですね。
切削加工
ハンドルの切削加工UPです。以前ご紹介した117mmとは対照的に、割と大胆な肉抜き加工が施されていますね。
とはいえ、ガッシリとした剛性感は確保されています。
また、写真ではなかなか伝わらないのが残念ですが、プレート表面には細かな凹凸が施されており高級感がありますね。
ハンドルプレート
この角度から見ると、幅がかなり肉厚なことが分かります。 このハンドルならではのトルキーな感覚を生み出している理由がコレだと思います。
また、少なくともハンドル破損によるトラブルはほぼ起きないでしょう。
センターロックナット
センターロックナットは、付属のレンチで着脱します。LIVRE方式ですね。
※余談ですが、センターロックナットは別売りとなります。
この方式、通常のロックボルト+リテーナー+ビスという構造よりも部品点数が減ります。
そして、レンチでしっかりとトルクをかけれるので緩む心配がありません。個人的に、かなり好きな固定方法です。
ハンドル重量
ハンドル単体での自重です。シマノリールの純正ハンドルがノブ込みでだいたい30g〜40gぐらいに収っていますので、やや重量増です。
取り付け金具、センターロックナットを合わせると56g。重たいですが、巻きの安定感やパワーを求めた結果だと思います。
ハンドルやノブの自重によって慣性が高まるため、一定スピードで巻く作業をサポートしてくれる印象です。さらに巻き取りトルクも大幅にUP。
重いとダメ、というモノでも無いですよね。
ハンドルノブ
「J-KNOB」と呼ばれるノブはSLIMタイプ。117mmはFATタイプで、ハンドル長さに合わせて最適なノブをチョイスしているようです。
ラバー素材で、触り心地はシマノの純正に近いです。
外側に向かってつけられたテーパーが、すっぽ抜けを防止。表面につけられた凹凸もグリップ力が上がります。
ハンドルノブキャップ
ノブキャップも、センターロックナットと同様にレンチで緩める仕組みです。
こちらもしっかりとトルクがかけれて、使用中の緩みなどが起こりにくいはずです。
ハンドルとノブのマッチング
ハンドル長とハンドルノブの大きさは非常に優れたマッチング。
また、ノブは純正と変わり過ぎない大きさで、カスタムパーツ初心者にもおすすめできる感覚です。
基本構造や質感はLIVREハンドル
メガテックLIVRE社製ということで、基本的にはLIVREハンドル譲りの品質感。間違いない、ということです。
かなり高級感がありますし、所有欲を満たしてくれるハンドルに仕上がっています。
’16アンタレスDCに超マッチ。
’16アンタレスDCに超マッチしてくれる使用感でした。’16アンタレスDCは純正ハンドルが84mmと、ボディサイズを考慮するとやや短め。
そこに87mmのバリアルハンドルを装着すると、純正ハンドルのトルク不足を補ってくれます。また、+3mmという事で社外ハンドル交換時にありがちな違和感も無いですね。
‘16アンタレスDCの「パワーバーサタイル」な性格をそのまま継承しつつ、高品質なカスタムハンドルを楽しむことが可能でした。
スリーフィンガーでしっかり握り込める
親指、人差し指、中指を使ってしっかりと握りこむことが可能です。純正ノブにはない特徴ですね。
濡れるとグリップ力UP
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