ベイトフィネスリール総まとめ。シマノ、ダイワ、アブガルシア。

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ダイワのベイトフィネス入門機種である、アルファスAIR。2016年2月リリース。

スコーピオンBFSのライバル的存在ですね。(むしろシマノはアルファスエアを強く意識して、スコーピオンBFSをリリースしたと思われます)

 

比較的安価ながら、非常に評判も良いリールです。

 

廉価モデルながら手抜きは一切なく、超々ジュラルミンと比較しておよそ1.3倍の強度!というG1ジュラルミンスプール、エアブレーキシステムなどのベイトフィネスを成す根幹部分はSS AIR、T3 AIRと同等。

ただしブランキング(肉抜き加工)などが無いなどの違いはあります。

自重は165gと、シマノのスコーピオンBFSと同じなのも面白いですね。

 

5.8Lのローギアモデルをラインナップしているのもウリのひとつ。小型の巻きモノをスローなギア比でやりたい場合はこれ一択でしょうか。

スコーピオンBFSのまさにガチンコライバル。

目次

ダイワ ’14 SS AIR

ダイワ SS AIR

ダイワ SS AIR

 

•巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):81
•ギヤー比:8.1
•自重(g):145
•最大ドラグ力(kg):4
•標準巻糸量(フロロ 号ーm):8-50
•スプール径(mm):32
•ベアリング(ボール/ローラー):9/1
•エアブレーキシステム
•スピードシャフト

ダイワの中堅モデル、SSシリーズのベイトフィネスリール、SS AIR

こちらもG1ジュラルミンスプール、エアブレーキシステムを搭載。

さらにスプールへのブランキング加工や、軽量なザイオン製ハンドルノブなどを装備しアルファスAIRよりも上級スペックを誇ります。

アルデバランBFSのガチンコライバル。

ダイワ T3 AIR

ダイワ T3 AIR

ダイワ T3 AIR

 

•巻取り長さ(ハンドル1回転あたり):86cm
•自重:160g;ギア比:8.6
•最大ドラグ力:5.0kg;フロロ糸巻量:8lb-50m
•スプール径:32mm;ベアリング数(ボール/ローラー):11/1
•淡水専用
•TWS(Tウィングシステム)
•エアブレーキシステム
•スピードシャフト
•タフデジギア
•マグフォース3D

ダイワのベイトフィネスリールのフラッグシップモデルになります。シマノには直接ライバル不在の突き抜けた孤高の存在。K.T.F (沢村幸弘氏)が開発協力。

T.Namikiが愛用している姿が目に焼き付いているアングラーも多いはず。

 

発売したのは2012年とやや古く、パカパカ開く、第1世代のTウィングシステムを搭載。

第2世代のTWSは、レベルワインド自体が上下動するものに進化していますから、基本設計が古くなってきているのも事実です。

 

この初期のTWSはレベルワインドの溝にラインが落ちなくなる不具合もありましたが、現在市場に出回っているものは対策品になっているはずです。

ライン放出時に抵抗の少ないTWSと、圧倒的なスプールの回転レスポンスの組み合わせにより、軽量ルアーが面白いようにカッ飛びます。

 

発売から5年経った現在でも、ダイワのベイトフィネスリールのフラッグシップに君臨し続けるという事は、当時いかにスゴイリールが出たかという事を物語っていますね。

→すでにカタログ落ちしたようで、新品購入は出来なくなりました。

アブガルシア

最後にアブガルシア。2016年に新世代レボLTX、ALCシリーズをリリースしたアブガルシア。

アルデバランBFSを超える驚異の軽量設計、レボLTX-BF8など意欲作がたくさん。

アブガルシア ’18 ロキサーニ BF8

出典:Tsuriluck

2018NEWリリースのロキサーニシリーズに、ベイトフィネスモデル、’18ロキサーニ BF8があります。

1万円台という手を出しやすい価格ながら、純正状態でカーボンハンドルを装備するなど、攻めた装備が特徴です。

安価にベイトフィネスを始めたければコレですね。現在のアブガルシアベイトフィネス機の入門リールです。

ロキサーニBF8については、Tsuriluckさんのレビューが参考になります。

アブガルシア ’16 レボLTX-BF8

 

最大ライン巻き取り:80センチ
ギア比:8.0:1
自重:129グラム
最大ドラグ力:5.5キロ
ラインキャパシティ:8ポンドライン50メートル
ベアリング(ボール/ローラー):9/1
本体価格:4万2000円(税別)

2016年発売のレボLTX-BF8。アブガルシアベイトフィネス機のフラッグシップモデルです。

 

ベイトフィネスリール史上最軽量の129gという、もはや物理的な何かを無視したかのような超軽量設計。

シマノのアルデバランBFSの130gを「1g下回る」というのも興味深いところ。偶然ではないでしょうw

まるでスポーツカーがニュルブルクリンクでのラップタイム競争をするかの如く、自重を削る熾烈な争いです。

 

アベイル製マイクロキャストスプール【16LTX20R】にカスタムすると、非常にレーシーな回転フィールを得ることが出来ます。

数あるベイトフィネスリールの中でも、かなり上位の性能を持つリールだと感じます。

アブガルシア ’16 レボALC-BF7

アブガルシア レボALC-BF7

アブガルシア レボALC-BF7

 

•自重(g):141
•ギア比:7.1:1
•最大ライン巻取(cm):71
•最大ドラグ力(Kg):7
•ラインキャパシティ:0.235mm/8lb:50m 0.265mm/10lb:40m
•スーパーファイヤーライン1号:100m
•ボール/ローラーベアリング:/7/1

2016年発売の、レボALC-BF7。

 

LTXシリーズとの違いは、アルミボディで堅牢なボディ剛性を特徴としています。(LTXは軽量なマグネシウムボディ)

その為、自重はLTX→129g、ALC→146g。(それでもアルミボディのリールとしては、十分軽いですが…)

 

耐久性の高いアルミボディを採用し、バスフィッシングだけでなくロックフィッシュなどソルトの対応力を上げたのがALCシリーズ。海水対応。

余談ですが、シマノのスコーピオンBFSもアルミボディです。

アブガルシア レボLT

アブガルシア レボLT

アブガルシア レボLT

 

 

•自重:174g
•ギア比:7.1:1
•ラインキャパ:ナイロン8lb-100m
•ボールベアリング:6個
•ラインリトリーブ:74cm(最大巻き取り量)
•最大ドラグ力:5.5Kg
•33ミリ径超々ジェラルミンスプール
•マグトラックスマグネットブレーキ
•8lb-100mスプール
•6HPCRボールベアリング
•インフィニスプールII
•カーボンマトリックスドラグ
•高耐久ブラスドライブギア
•C6カーボンコンポジットサイドプレート

入門用ベイトフィネスリールとして最適なアブガルシア レボLT。ちょっと古いモデルで、2012年リリース。私も初めてのベイトフィネスリールとして使っていました。

決して安かろう悪かろうではなく、上位モデルと同じ超々ジュラルミン製スプールで回転性能も高く、軽量ルアーをちゃんと投げれます。

 

ネガは、ちょっとハンドルノブが太すぎるのが違和感でした。

あと巻き心地はシルキーとはいえないです。まあそこは廉価モデルなのである程度仕方のないところではあります。

 

しかし、この低価格で「ベイトフィネス」が味わえるのは他社製品に無い強みです。

※古いモデルなのですでにカタログ落ちしています

レボLTX

アブガルシア レボLTX

アブガルシア レボLTX

 

レボLTの上位機種である、レボLTX。こちらも2011年デビューとかなり古いモデルです。

LTとの違いは、

’レボLTとレボLTXの違い

・自重 174g→154g

・ドライブギア素材(真鍮→ジュラルミン)

・ボディ素材(アルミ二ウム→マグネシウム)

・ハンドル素材(アルミ二ウム→カーボン)

・ボールベアリング数(6個→9個)

各部の素材が軽量な素材に変更され、ボールベアリング数も多いのがLTX、という訳です。

長らくLTの上位機種として販売されていましたが、新型「LTX-BF8」がすでにリリースされています。

まだLTXも販売はされていますが、アブガルシアのHPからはカタログ落ちしているので在庫限りのような感じだと思われます。

REVO LTZ AE74-Racing(レボ LTZ AE74-レーシング)

アブガルシア REVO LTZ AE74-Racing(レボ LTZ AE74-レーシング)

アブガルシア REVO LTZ AE74-Racing(レボ LTZ AE74-レーシング)

 

イマカツ監修のレボLTシリーズの最高峰モデル。

ただ、2013年発売とやや古いため、上でご紹介した、新世代のレボLTX、ALCシリーズよりも1世代前のモデルとなります。

まとめ

スコーピオンBFSのリリースによって、ますます百花繚乱のベイトフィネスリール市場。

エントリーモデルが各社揃ったことにより、ユーザーにとっては、高性能な「ベイトフィネスリール」を安価に入手可能な、非常にありがたい状況になりました。

ベイトフィネスリールを検討中の方のお役に立てれば幸いです。

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

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