12lb-100m(70番)サイズというラインキャパシティは、いわゆる「バーサタイル」な使用をする際に最適です。
スプールの総重量(ラインを巻いた状態)が軽く仕上がるので、キャストフィールが良くなります。
3/8oz(11g)前後のルアー、12lb〜14lbのラインを使うごく一般的な使い方にマッチするということですね。
一方で、20lbぐらいの太糸を使用し、ビッグベイトなどのパワーフィッシングに使用する場合は少し不足します。
その場合は、夢屋からリリースされている深溝スプールに交換することで対応することが出来ます。
目次
ソルトにも使える
S A-RBベアリング(防錆ベアリング)搭載ということで、ソルトフィッシングにも高次元に対応してくれます。
バスだけでなく、いろんな魚種対応という意味の「バーサタイル性」も高いリールなのかな、と感じます。
カスタムメニューも豊富
メタニウムMGLのカスタムを実施しました。
台数が出ている人気機種で、かつ13メタ二ウムと外装はほぼ共通で互換性が高く、カスタムパーツが豊富なのも嬉しい。
おススメカスタム★KDWクラッチ
カケヅカデザインワークスのジュラルミンオフセットクラッチがおススメアイテム。
私もメタニウムMGL、カルカッタコンクエスト、バンタムMGLに装着していますが、もうノーマルクラッチには戻れません(‘ω’)
Availでカラーカスタム★
他、Avail製のアルマイトパーツで差し色を入れるのもカッコいい!
シャンパンゴールドが上品で、キマッてますね(*‘∀‘)
リールに装着済みのAvailパーツ★
・メカニカルブレーキノブMT16 シャンパンゴールド
・ヘキサゴナルスタードラグ2 シャンパンゴールド
・オフセットハンドルSTi2 100mm ブラック
・EVAスリムノブ
・GMノブキャップ 穴あきタイプ シャンパンゴールド
・アルミ製ハンドルナット M7 シマノ用 シャンパンゴールド
’16メタニウムMGLの弱点
’16メタニウム唯一の弱点としましては、巻き心地が劣化しやすいということ。
これは、主にメインギア素材がジュラルミンであることに起因します。
真鍮製のメインギアに比べて耐久性に劣るため、初期の巻き心地を維持しにくいのです。
特にメインギアのグリスが少なくなってくると、顕著です。
これは、こまめなグリスアップをすればある程度解決します。
しかし数年に渡って使い込んでくると、ギア自体が摩耗、損傷し初期の巻き心地を取り戻すことができません。
そうなってくると、メインギア自体を交換する必要があります。
ジュラルミン製のメインギアは、軽量ですがそのようなデメリットがある、ということは頭に入れておく必要がありそうです。
まとめ
シマノ ‘16メタニウムMGLは、噂通りの素晴らしい仕上がりでした。
マグネシウムフレームは軽量、高剛性と相反する要素をしっかり両立し、リールに最適な素材だとあらためて感じます。
キャストフィールや巻き心地も上々でトータルバランスに優れた一台ですね。さすがはシマノ中核を担うリールです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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