ただ、エレキ自体も軽く、準備&片付けは楽です。
目次
24V
続きましては24V。現行のモーターガイドのラインナップだと、X5シリーズになります。
使用するバッテリーは2個。
エレキに使用するバッテリー、ACDelco [ エーシーデルコ ] の[ Voyager ] M27MFの重量は約24kg。
重たいバッテリーを2つ運搬しなくてはならないので少し大変です。
マイエレキ持込で釣りをされている方で、この24Vのエレキが最もシェア率が高い気がします。
価格と出力、可搬性のバランスがいいんですね★
名機と呼ばれている、上写真のツアーシリーズのTR82Vもこの24Vの出力のエレキになります。
36V
36V仕様のエレキは、ほとんど業務用というかプロユース仕様です。
バスボート用だったり、トーナメンター用だったり。
べらぼうに高いですし、クソ重たいバッテリーを3つも運搬しなくてはなりません。
伊藤巧プロが、H-1グランプリに参戦するときに使用しているのがこの36V仕様のエレキになります。
105lbという圧倒的な出力を誇り、トーナメンターたちの朝一の競艇?でその威力を発揮します。
ただし前述したとおりバッテリーを3つ運搬する必要があったりと、かなり手間がかかりますので、一般バサー的には24Vのモデルをおすすめしますね。
どの出力のエレキがオススメか、ikahime的結論はコチラ↓
レンタルボート屋で借りれるヤツは?
ちなみにレンタルボート屋でレンタルできるエレキはほぼ100%12Vのヤツです。
それも上写真みたいなけっこう年季の入った古いやつがおおくて、パワーが無くていらいらしますw
バッテリーも年季が入ったものがほとんどで、すぐに電力が弱りますw
最初はレンタルエレキで良いですが、釣行を重ねるにつれてじわじわとレンタル料金がかかりますので、数回借りたらその後は思い切って購入してしまうのが吉です。
何回か釣行に行くだけですぐに元が取れますし、性能も高いマイエレキを継続して使用できるのは気持ちいいです。
レンタルエレキはけっこうミンコタも多くて、半々ぐらいの割合です。
とにかくボロいので、練習ぐらいに考えておくとよいですね。
エレキ操作入門編
エレキの操船について、「始めてのエレキ」というテーマで紹介していきますね★
モーターガイドさんのHPに、エレキ初めて講座 という極めて優れた初心者向けエレキ記事がありました。
それの内容とほぼ同じ内容ですし、モーターガイドさんのHPの方が分かりやすいです(爆
しかしikahimeでも一生懸命記事を作成したので、お暇な方、是非読んでやってくださいw
エレキの操船で覚えること
フットコントロールペダル
フットコンエレキは、このフットコントロールペダルで、すべての操作を行います。
こいつが前後にシーソー式になっていて、奥に踏むと、モーターが右に回転し、手前に踏むと左に回転します。
前後に踏み込むことで、左右に舵を切る訳ですね★
エレキのスイッチ
エレキの種類にもよりますが、だいたいの機種で、スイッチが3つ付いています。
一つずつ説明していきますね★
マイクロスイッチ
エレキのモーター作動のON・OFFを切り替えるスイッチです。
後述するトグルスイッチを、モメンタリーか、ハイバイパスに設定しているとき、このマイクロスイッチを踏んでいる間、エレキが作動してボートを進めてくれます。
ロータリースイッチ
このロータリースイッチで、モメンタリーモード時に、マイクロスイッチを踏んだときの出力を調整します。
段階調整式と、無段階調整式のエレキがあります。
段階調整よりも、無段階調整のモノのほうが、バッテリーの持ちが良いと言われています。
私のFW54Vは、無段階調整式。
最弱が亀さんマークで、最強はウサギさんマーク。
地味にかわいいw
亀さんとウサギさんの間は、黒い棒が書いてあって、強くなるほど棒が太くなります。
長距離移動時はMAX出力にしたり、流しながら打っていくときは出力を半分にしたり。
常にいじくる部分です。
トグルスイッチ
エレキの作動方法を設定する「トグル」です。上から順に説明しますね。
コンスタントオン
マイクロスイッチを踏まなくても、ロータリースイッチで設定した出力で常にモーターを回転させるモード。
長距離を移動するときに使用します。
車の、クルーズコントロールみたいなモノです。
マイクロスイッチを踏み続けると、足が疲れるし、意外と面倒なんですよね。
なのでコンスタントオン、とても便利です。
ただし注意点があって、エレキは長時間高出力で作動し続ける、という条件に非常に弱いです。
配線が焼け付いたりと、トラブルの元になりますので、コンスタントオンを使用する時間は、長くても10分程度に収めるようにしましょう。
高出力で作動し続けると、バッテリーにも良くないです。
高出力でイッキに電力を放出すると、あっという間にバッテリーが弱ります。
モメンタリー
マイクロスイッチを踏んだ時のみモーターを回転させるモード。基本はコレにしておきます。
ハイバイパス
マイクロスイッチを踏んだとき、常にMAX出力するモードが「ハイバイパス」スイッチ。
常にウサギさん!あまり使いません。
ハイバイパスに入れた後、戻すことを忘れずに。
忘れてマイクロスイッチを踏むと、地味に危ないっすw
エレキ操船方法
さて、スイッチの意味を覚えたら次は操船方法。
バス釣りにおいて使用されるエレキは、先にも説明しましたが、ほぼ9割がた「フットコン」と呼ばれる、足で舵を切るタイプのエレキです。
「フットコン」エレキの操船方法について説明していきますね★
舵の切り方
フットコンエレキは、ペダルを前後に踏みこみ、舵を切る方式です。
奥に踏み込むと右に、手前に踏み込むと左に舵を切ります。
エレキのヘッドに、上写真のような赤い方向指示マーク(V字のマーク)が付いています。
このマークが、フットコントロールペダルを奥に踏むと右回転し、手前に踏むと左回転します。
マークが指している方向に進んでいきますので、それにしたがってエレキの向きを変えましょう。
最初は、エレキの向きと、実際にボートが進む方向の感覚に戸惑いますが、10分も乗れば慣れてきます。
スイッチの意味と、舵の切り方を覚えたら、もうそれだけです★
他にも
エレキの主電源のメインスイッチが付いているモデルもあります。
メインスイッチが付いている方がより安全に運用出来ていいのですが、私のFW54Vにはついていません。
あと機種ごとに違うところもあるので、レンタルエレキを使用するとき、分からない場合はボート屋のオヤジに確認してみてください。
これだけ!
どうでしょう。以外と簡単ですよね(^^)
ほんとにただ動かすだけならすごく簡単なので臆する必要は全くありません。
バスにプレッシャーを与えない操船方法とか、釣るための操船方法とかあるみたいですが、私はまだその境地に達してないので言及を避けますw
まあとにかく数をこなせばそのあたりも自然と身についてくるのでは?と思います。
まとめ
さて、少し長くなってしまったので、第二部に続きます。
第二部では、実際にボートの借りて出船するときの注意点をシェアしたいと思います。
レンタルボートでバス釣り。入門その2。ボートの借り方、荷物の搬入編。はコチラから★
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
関連記事★
- 1
- 2