このぐらいのスモールプラグはかなり最適な感じがしました。無理して投げてる感はゼロ。
普通のベイトタックルじゃ飛ばないけど、スピニングタックルでやるにはちょっと重い微妙な位置のスモールクランク。
この手のルアーを投げるには最高に良いです。
目次
ラッキークラフト ベビーシャッド60SP
続いては真打、ベビーシャッド60SP。4.8gとかなり軽量。
さすがにバックラッシュするだろうと思い、ブレーキは5ぐらいと少し強めに設定。
普通に投げる事が出来ました。(調子乗ってちょっと適当に投げたらバックラッシュしましたがw)
飛距離はスピニングで投げる場合には到底敵わない感じでしたが、そこそこ。
ただし「気持ちよく投げれるか」と言われるとちょっと微妙です。
5g以下のスモールプラグは投げれるけど、適応としては△といったところ。
マグブレーキの感触
シマノリールの中で、バスライズとアルデバランBFSの2機種のみがマグネットブレーキを採用しています。
(バスライズのブレーキはFTBではなく、コスト重視で採用されているイージーマグと呼ばれるブレーキユニットです)
正直、ずっとマグネットブレーキをやり続けているダイワやアブガルシアに比べて、その出来はやはり一歩劣るものなのか?と疑っていたのです。
しかし、違和感、失速感などはほとんど感じさせず、非常に優れたキャストフィールを実現していました。
5g以下はコツが要る
ただし、5g以下のルアーを投げる際は、漫然と投げるだけだとバックラッシュしやすいように感じました。
ルアーの飛ぶスピードとスプールの回転をしっかり合わせて投げる必要があります。
この辺りはブレーキのセッティングをちゃんと煮詰めていけば、解消されるのかもしれません。
ロッドにもよりますが、やはり最も適応が高いのは6g~7gぐらいのスモールプラグを投げたときですね。
無理して投げる意味
確かに5g以下のルアーも投げれます。対応力はかなり高次元で、そこそこ普通に投げれてしまうのは凄い事です。
ただ、個人的な感覚としては、フィーリングはスイートではないので、無理して投げる必要もないと感じます。
ベイトタックルの限界
これ以上回転性能を上げることはもう無理なのでは?というぐらい初期立ち上がりの鋭いスプールです。
気持ちよく投げれる範囲という意味では、「ベイトタックルの限界」は5gぐらいなのかなと感じました。
「ベイトリールでの軽量ルアーの限界」をアルデバランBFSで感じることができます。
FTBはPEラインセッティングで覚醒する
メインラインをPEラインにすることで、より軽量なルアーに対応します。
フロロカーボンでは厳しかった3g台、2g台のルアーも、戦力になるレベルでキャスト可能です。
シマノのFTB(フィネスチューンブレーキシステム)はラインセッティング次第で、フィーリングが激変します。
アベイルスプールの誘惑
ベイトフィネスリールにおいて、もっと軽いモノを投げてみたい、という要求はつきもの。
アベイル社から、純正のFTBブレーキユニットが使えるマイクロキャストスプールがリリースされています。
主に渓流ベイトフィネスや、エリアフィッシングにおいて超軽量のルアーを扱うためのスプールで、十分以上に軽いと思った純正スプールよりもさらに軽く仕上がっています。
(Microcast Spool 16ALD15R : 4.9g、純正スプール : 7.7g)
ライバル機種、アブガルシア ’16 Revo LTX-BF8+Availスプールのインプレ
アブガルシアのライバル機種である、 ’16 Revo LTX-BF8にAvailの軽量スプールを組み合わせたインプレです。
アルデバランBFSのFTBもかなりの実力ですが、さらに一枚上手なのが、LTX-BF8でした。
まとめ
以上、シマノ ’16 アルデバランBFS XG LEFTのインプレでした。
回転性能は非常に高く、フィーリングもとても気持ち良い。
かなり高いレベルでまとまった工業製品で、やや高価ですが、価格に見合った性能であると感じます。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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